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県連一部本選出場者激励会

  令和6年6月23日


 関西ではまもなく梅雨入りとの報道もある令和6年6月23日(日)「県連一部本選出場者激励会」が神戸木材会館大ホールに於いて開催された。
 激励会は3月31日開始の1次予選を皮切りに3次に亘る予選を勝ち抜いて兵庫県吟士権者決定吟詠大会に出場が決定している兵庫中央岳風会会員39名の本選での活躍を願って開催されたもの。
 はじめの言葉として小野岳礼副会長から、門下生の本選出場に至るまでの努力振りについてエピソードを交えて紹介、出場者全員の精進に敬意を表された。また本選出場高齢者に贈られる敢闘賞の対象年齢の85歳への引き上げにつき説明があった(当会対象者2名)。
 続いて吉田会長より挨拶があり、「一流になったつもりで、自信を持って集中、平常心で吟じ、また人の吟を聞いてほしい。」との激励の言葉があった。
 引続き本選出場者による課題詩吟詠が行われ、精鋭揃いのレベルの高い熱気のこもった吟が次々披露され、会場より惜しみない拍手が贈られた。
 終わりの言葉は松浦慶岳理事長より出場者への励ましと、本選会場での応援要請があり、激励会はお開きとなった。

兵庫中央岳風会県連一部本選出場者(敬称略)
第一ブロック 井本あけ美 濵谷良子  西村秀俊  豊田恵子
第二ブロック 北田俊二  吉川隆紹  松岡玉枝  山田美惠子 福島順一  黒田澄世
       久田菜々依 川内久明  澤田泰弘  横山民生  木村正弘  横山寿恵
       森田尚子  吉田 勉  伊藤喜一郎 徳永博義  西 寛子
第三ブロック 池内寛幸  平田 武  近藤裕子  島本清晴  高 焦陽  土居圭子
       齊藤有貴  松岡安蔵
第四ブロック 立石千恵子 漣 末子  山本正彦  今村昭彦  長尾修司
       高橋さやか 山本恵子  今泉 宏  藤本幸士  中川繁美
                                     

(広報部)

2024年06月23日

第四十六回兵庫県少年部吟詠大会 第四十二回兵庫県壮年吟詠コンクール大会(一般二部)

令和6年5月26日

 黄砂も混ざる花曇りで外気温は高い5月26日(日)。兵庫県吟詠連盟と兵庫県吟剣詩舞道総連盟主催の第四十六回兵庫県少年部吟詠大会が兵庫県中央労働センターに於いて、兵庫県吟剣詩舞道総連盟主催第四十二回兵庫県壮年吟詠コンクール大会(一般二部)が第一会場兵庫県中央労働センターと第二会場兵庫県民会館11階に於いて開催された。
 少年部吟詠大会は、幼年の部(12才未満)の登録者9名、少年の部(12才以上18才未満)の登録者8名が出吟、兵庫中央岳風会から幼年の部に出場した田中莉央奈さんは金賞を受賞された。この少年部吟詠大会での優勝、準優勝者は近畿大会への出場資格が授与される。
 少年部吟詠大会に引き続いて行われた壮年一般二部の昨年迄の参加資格は、55才以上70才未満であつたが本年より55才以上~75才未満と改定された。対象年齢拡大により出場登録者数は昨年の83名より本年度は188名へと増え、会場も一会場増設された。兵庫中央岳風会からは24名が出場登録した。出吟者の着物姿も多く会場に彩りを添える中、熱のこもった競吟が繰り広げられ、第一会場4名、第二会場6名の成績上位者計10名があらためて決勝競吟に臨んだ。当会よりは横山寿恵(恵風)さんが決勝に進み、準々優勝の成績をおさめられた。決勝進出者の他に上位入賞者10名。入賞者40名が表彰された。なお決勝出場者には近畿決勝大会への出場資格が与えられる。

兵庫中央岳風会の成績は次の通り。(敬称略、入賞者名は出吟番号順)
 少年部吟詠大会幼年の部
  金  賞 田中莉央奈
 壮年吟詠コンクール大会(一般二部)
  準々優勝 横山寿恵
  上位入賞 留岡郁子  土井照代
  入 賞  濵谷良子  矢野延子  山添 博  隅田都子  齊藤みどり
       長尾修司  山本恵子

  (広報部)

2024年05月26日

令和6年度 第四十二回兵庫県壮年吟詠コンクール大会(一般三部)

 令和6年5月19日

 兵庫県吟剣詩舞道総連盟主催の第四十二回兵庫県壮年吟詠コンクール大会(一般三部)が5月19日(日)終日小雨降る中、兵庫県中央労働センター、兵庫県民会館の九階と十一階の3会場にて開催された。
 本大会はわが国の伝統芸能である吟道に親しむ一般人に日ごろの吟道精進の成果を競う場を与えると同時に吟詠の向上発展に資することを目的として毎年開催されている。昨年までは参加資格が70歳以上だったが今年より75歳以上に変更となり、会場も1会場減の3会場、出吟登録者数も昨年の492名から今回は361名となった。
 各会場とも開会宣言の後、国歌斉唱、財団会詩合吟、代表挨拶、審査注意事項説明の後、競吟が開始された。ただ高齢者対象の大会の故か少なからずの欠席者があった。
 競吟終了後、各会場の前半の部、後半の部の成績上位各2名(3会場計12名)が発表され、第一会場(兵庫県中央労働センター)での決勝競吟に臨んだ。
 決勝競吟終了後、大会会長挨拶があり、各会場の上位入賞と入賞者が発表され、続いて決勝結果発表、表彰式、閉会のことばで大会は終了となった。尚決勝出場者12名と各会場上位入賞者の内前半、後半各1名の計6名には近畿決勝大会への出場資格が与えられた。
 今回も岳風会兵庫県連合会が第一会場の世話会担当で、久田柊風会場委員長を中心に会場設営と大会運営進行をお手伝いし、滞りなく大会を無事終了した。

兵庫中央岳風会の成績は次の通り。(敬称略、出吟番号順)
上位入賞  奥田美智子 廣岡清治  西村秀俊  片平時子
入  賞  今泉 宏  澤田泰弘  山本正彦  黒田澄世  甲斐諄子  山田美惠子
      東 景見  亀井廣志

 (広報部)

2024年05月19日

日本詩吟学院主催 令和6年度近畿地区吟詠大会

令和6年5月18日

 令和6年度近畿地区吟詠大会が5月18日(土)高槻城公園芸術文化劇場北館中ホールにおいて、公益社団法人日本詩吟学院主催により開催された。
 今年はわが兵庫中央岳風会が岳風会近畿地区の責任会となっており、本大会も世話会として多数の会員が朝8時に会場に集合、会場設営から運営進行と終日役員業務に当たった。
 午前10時に開会され、修礼、国歌斉唱、朗詠合吟、開会の辞、審査委員紹介、審査についての注意と説明があった後、競吟が開始された。この大会は、秋に開催される「全国優秀吟者吟道大会」と「全国吟道大会」の予選会を兼ねており、近畿地区12認可団体より漢詩の部38名、和歌の部36名、連吟の部10組、合吟の部7組が出場登録、前奏も伴奏もない岳風正統吟に準拠して修練されてきた吟が披露された。
 兵庫中央岳風会よりは「漢詩の部」に5名(内2名欠席)。「和歌の部」に4名、「連吟の部」に女子1組(3名)。「合吟の部」に男子1組(7名)が出場した。また、吉田岳頌会長が大会総務を、小野岳礼副会長が漢詩と連吟の審査委員を、大木岳扇副会長が和歌と合吟の審査委員を務められた。
 出場者の吟詠終了後、松田岳扇大会相談役の審査講評に続き須江岳悦実行委員長より審査結果の入賞と努力賞が発表され、当会からは連吟の部に出場した濵谷良岳先生、豊田昌岳先生、眞野花風さんのチームが昨年に続き入賞を果たし、全国優秀吟者吟道大会への出場権を獲得された。続く表彰式、閉会の辞で大会は終了。出場された皆様、役員業務に当たられた皆様大変お疲れ様でした。

 (広報部)

2024年05月18日

兵庫県連合会 少年・青壮年部主催 親睦バーベキュー大会

 令和6年4月28日

 ゴールデンウィーク前半の4月28日(日)初夏を思わせる日差しの下、日本詩吟学院認可県下4団体(兵庫中央岳風会・兵庫県岳榕会・兵庫岳風会・兵庫東播岳風会)の少年・青壮年部主催「親睦バーベキュー大会」が、総勢85名(子供5名)の参加で明石市の大蔵海岸バーベキューサイトにおいて、昨年に引き続いて開催されました。
 会場となった大蔵海岸は前面が播磨灘、そして明石海峡、淡路島が一望でき、頼山陽が漢詩「中崎」創作時の景色を感じることができる場所です。
   「中崎」 頼山陽
    乱松相映じて白沙明らかなり 水を隔てて青山晩晴に対す
    鴎背風無く細波静かなり   遠帆は座すが如く近帆行く
 バーベキュー用の食材や飲み物は、少年・青壮年部役員等の方々により参加者がテーブルに着く時間に合わせ用意され、大会は定刻通りにスタートすることができました。
 土井岳歩兵庫中央岳風会少年・青壮年部部長の開会の挨拶、そして山本岳推兵庫岳風会会長、清水岳甲兵庫県岳榕会会長のご挨拶に続き、大木岳扇兵庫中央岳風会副会長の乾杯のご発声で開始されました。
 開始とともに各テーブルから飲み物の開栓の音が鳴り響き、「今日は私が焼くわ」という声を皮切りに「これ焼けたから食べて」「美味しいわあ」「それは焼きすぎやで」などなど、笑い声とともににぎやかな声があちらこちらで広がっていました。
 時間の経過とともに、参加者メンバーは他のテーブルを訪れ、久しぶりに会う姉妹会の先生方や吟友と吟やそれぞれの近況等の話題に花を咲かせ、和気藹々、一層の交流を深めていました。
 まだまだ盛り上がりを見せようかというところではありましたが、閉会予定の午後2時、名残りを惜しむ声の中、バーベキュー大会はお開きとなりました。
 お互いに親交を深めあったバーベキュー大会、帰路につく参加者からは再会を約束する声とともに、「吉田会長、はやく回復すれば良いですね」と、当日、体調を崩され参加できなかった吉田岳頌兵庫中央岳風会会長を気遣う声が、多くの会員から聞こえてきていました。

(広報部)

 

2024年04月28日

第十五回 兵庫県燦々優勝者決定詩吟大会

令和6年4月21日



 朝から雨模様の中「第十五回兵庫県燦々優勝者決定詩吟大会」が神戸市内3会場にて行われた。第一会場の兵庫県中央労働センターでは、まずジュニアの部(出吟登録者10名)が行なわれ、入賞者発表と表彰式の後、シニアの部(出吟登録者110名)へと移った。第二会場(兵庫県民会館十一階)と第三会場(兵庫県立のじぎく会館)はシニアの部のみが行われ、出吟登録者は各121名、合計昨年の360名とほぼ同じ352名の出吟登録者数だった。
 ジュニアの部の出場資格は義務教育期間中の小・中学生、またシニアの部は75歳以上(一般・指導者不問)。出吟者はジュニア・シニア共に指定吟題15題より1題を選び吟ずる。伴奏は共に愛国詩吟総連盟指定伴奏「燦燦」「皓皓」を使用。シニアの部は、各会場より前半後半各2名の決勝出場者合計12名を決定。雨の中、第一会場へ集合して決勝競吟が行われ、今年度の優勝者と決勝順位が決定された。

兵庫中央岳風会の成績は次の通り。(敬称略、出吟番号順)
 ジュニアの部
  入  賞 田中莉央奈
 シニアの部
  決勝4位 山本正彦
  上位入賞 木村正弘  黒田澄世  山田美惠子 奥田美智子
  入  賞 東 景見  小林美枝子 島谷陽子  松浦泰子  太田富美枝
       今泉 宏  前田 修  井本あけ美

(広報部)

2024年04月21日

第十四回愛連吟詠フェスティバル

令和6年3月3日

 春とは言え、まだ朝夕の寒さの残る3月3日(日)「第14回愛連吟詠フェスティバル」が尼崎市総合文化センター・あましんアルカイックホールに於いて開催された。
 愛連吟詠フェスティバルは、愛国詩吟総連盟主催により毎年3月第一日曜日に開催されている。午前10時に開吟、開会の辞・国歌斉唱・愛連讃歌合吟のセレモニーが行われた。プログラムは愛連常任理事 小野岳礼先生の司会で、優秀者吟詠 第一部 令和五年度 吟士権者決定詩吟大会上位入賞者16名の吟詠で始まった。我が兵庫中央岳風会からは、齊藤有貴さん「早に白帝城を発す」、吟士権者 久田雅美さん「諸生に示す」が登壇、会場一杯に力強く詠じられた。第二部 令和五年度 吟士権者決定詩吟大会上位入賞者15名には、準吟士権者となられた当会の松浦慶岳先生が「門を出でず」を朗々と吟じられた。
 令和五年度 燦々優勝者決定詩吟大会 上位入賞者ジュニアの部・シニアの部に続き、池田哲星 愛国詩吟総連盟 理事長の挨拶と尼崎市長の祝辞が披露された後昼食休憩となった。
 午後からは詩舞「梅花絶句」、「和歌田子の浦ゆ」、「松竹梅」、「夜墨水を下る」の吟詠と舞を挟みながら三重、徳島、鳥取、岡山等の各府県代表45名の熱吟が披露され、続いて愛連理事・副理事長による「弘道館に梅花を賞す」の合吟の後、舞台は構成番組に移った。
 日本漢詩の二大詩人菅原道真と頼山陽の漢詩と和歌が綴られた構成番組、第一部「菅原道真の漢詩を吟う」は、政敵 左大臣 藤原時平の讒言により醍醐天皇に九州大宰府へ左遷され、二年後此の地で亡くなった菅原道真の漢詩が吟じられ、ナレーションは当会の菅岳梢、岩城暢岳両先生が務められた。第二部「頼山陽の漢詩を吟う」は、江戸時代を代表する漢詩人の頼山陽の漢詩が綴られ、若き日の親不孝を悔いて母への孝養を尽くしたという山陽の「母を送る路上の短歌」を歴代二部吟士権者として菅先生と岩城先生が連吟された。構成吟は出演者全員による「本能寺」の合吟でフィナーレとなった。
 年明け早々の能登半島地震やウクライナ、ガザ情勢等何かと心痛むニュースの多い昨今ではあるが、今日ばかりは詩吟三昧の幸せな時間を噛みしめつつ会場を後にした。

(広報部)

2024年03月03日

令和6年度春季 第137回資格審査会

令和6年3月3日



 雛祭りの3月3日(日)、幼・少年の部及び一般の部申込者数合計61名の参加の下、兵庫中央岳風会春季第137回資格審査会が神戸木材会館5階大ホールにて開催された。
 午前10時開吟。国歌斉唱、朗詠及び会詩合吟、開会の辞、注意事項の説明の後、役員と審査員の紹介、プログラムの修正報告があり、続いて代表4名によるテスト吟が行われ、審査員の確認会合を経て、幼・少年の部より審査が開始された。途中に吉田岳頌会長の挨拶と昼食休憩を挟み、無級の部より七段の部までの審査が順次進められた。
 コロナ禍は大分収まってはいるものの感染予防の観点から今回もまた各級・段・伝位の審査が終了する毎に西田岳凛審査委員長より受審者の合否結果のみが発表され、入賞者の発表は後日の指導者講習会時となった。尚今回より入賞者の決定方法の変更があり、出場者数に関係なく、採点結果が入賞基準点以上の人すべてを入賞とすることになった。
 欠席者が8名、テープ審査が6名あり、予定より少々早い午後2時45分審査は全て終了。齊藤岳翠審査部長の閉会の辞、長尾修岳審査会総務の音頭での万歳三唱にて資格審査会は無事終了した。本部役員並びに審査員の先生方、お世話担当の第四ブロックの審査会役員の皆様有難うございました。

(広報部)

2024年03月03日

兵庫中央岳風会 令和6年度 第69回定期総会 開催

令和6年2月4日

 2月4日(日)午後1時30分より神戸木材会館大ホールに於いて兵庫中央岳風会 令和6年度 第69回定期総会が開催された。
 定刻に司会の小野岳礼副会長により総会成立が宣せられ、国家斉唱、朗詠及び兵庫中央岳風会会詩合吟に続き、令和5年度の当会関係物故者及び能登半島地震犠牲者に対し黙祷が捧げられた。松浦慶岳理事長の開会の辞に続いて、吉田岳頌会長より各種大会や行事等、昨年度の事業の回顧及び新年度諸活動と令和7年に予定されている「創立70周年記念吟道大会」への所信方針説明がなされ、当会発展への全会員の更なる協力要請があった。
 総会議長には松浦先生が指名され、書記を任命した後、「報告事項」より議事に入った。西田岳凜副会長より令和5年度事業報告、専門部長7名より各部の活動報告がなされ、いずれも全会一致で承認された。続いて担当役員から令和5年度収支決算報告及び会計監査報告があり異議なく承認された。
 暫時休憩の後、議題を「審議事項」に移して議事を再開。西田副会長より令和6年度の事業計画、菅岳梢渉外部長より新年度渉外事業、豊田昌岳正会計より令和6年度収支予算の提案がなされた。続いて吉田会長より支部長会議・慶弔費・審査会入賞枠・指導者講習会・ブロック大会につき運用変更の提案がなされ、また独立議案として「70周年記念大会」開催につき審議要請があった。質疑応答の後、審議事項はいずれも原案どおり可決成立し,予定された議事は全て修了した。
 書記、議長の解任後、大木岳扇副会長の閉会の辞があり、立脇岳堯常任顧問の音頭による萬歳三唱で定期総会は散会となった。
(広報部)

2024年02月04日

会員参賀・新年互礼会

令和6年1月5日


 兵庫中央岳風会の令和6年の事始め行事である「会員参賀・新年互礼会」が、1月5日(金)湊川神社にて行われた。
 今回は湊川神社の都合により時間が午前10時の予定より35分後ろにずれたが、案内に従い出席会員は本殿に昇殿し、先ずお祓いを受け、斎主による祝詞奏上、巫女による神楽剣の舞と鈴舞奉納を頂き、吉田岳頌会長のご先導で「大楠公 徳川斉昭」を全員で久々のマスク無しで献吟。続いて会長の玉串奉奠に合わせ会員一同も二礼二拍手一礼して当会の発展を祈念。斎主のご挨拶を頂戴し、会員参賀と初吟会は滞りなく進められた。
 参集殿の青雲の間に移動し、全員で記念写真を撮影。テーブル等の再配置が終了したところで各自席に着き、司会進行の菅 岳梢副理事長による開会宣言に続き、大木岳扇副会長の先導により「国歌斉唱」と「朗詠」を合吟。齊藤岳翠副理事長先導による「会詩」合吟に続いて特別顧問 河南忠和 神戸市会議員の挨拶と吉田岳頌会長より年頭挨拶を頂戴し、河南忠和様の乾杯のご発声で新年互礼会の小宴が始められた。
 ビールやお酒や飲物を酌み交わし、詩吟にまつわる話やその他の歓談に花を咲かせている間に時間は瞬く間に過ぎ、立脇岳尭常任顧問の音頭による万歳三唱と大木岳扇副会長の閉会宣言でお開きとなった。
(広報部)

2024年01月05日

久田柊風さん吟士権獲得祝賀会

令和5年12月10日

 令和5年度愛国詩吟総連盟主催第一部(一般の部)吟士権者決定詩吟大会において、吟士権者となられた久田柊風さんの吟士権獲得祝賀会が12月10日「第一楼」に於いて開催された。
 本祝賀会は兵庫中央岳風会主催で、吉田岳頌会長をはじめ当会師範・準師範・師範代と県内姉妹会役員の先生方及び久田さんと同門の菅 岳椿先生門下生併せて総勢104名が参集し、式典に先立ち出席者全員の記念撮影が行なわれた。
 式典は小野岳礼副会長の司会で開会。菅 岳梢副理事長の先導で朗詠合吟、松浦慶岳理事長の開宴のことばと続いた。次に吉田岳頌会長の挨拶では、ご臨席の姉妹会先生方への御礼と本愛連第一部大会で一昨年は7位、昨年は準々吟士権者と常に上位の成績を重ねられて、今回みごと吟士権者となられた久田柊風さんへのお祝いのことばとこれからのご活躍を期待する言葉が述べられ、続いて当会特別顧問の河南忠和様よりご挨拶を頂戴しました。
 その後久田さんの恩師 菅 岳椿先生のご挨拶はご体調を気遣い菅 岳梢先生が代読されました。本部からの記念品を吉田会長が、花束を西田岳凛副会長が、出席者からの記念品を松浦理事長が、花束を前田慧岳第二ブロック長と山本岳推兵庫岳風会会長から贈られた。
 それに応えて久田さんから恩師である菅 岳椿先生へ花束を贈られ、岳椿先生をはじめ諸先生方と出席者へのお礼のことばがあり、吟士権を獲得された決勝吟「示諸生」の吟詠が披露された。
 立脇岳堯名誉会長のご発声で祝宴が開始され、久田さんの吟士権獲得を祝い会場が一つになって終始喜びと笑顔があふれる宴となりました。
 閉会のことばを大木岳扇副会長が、そして山本岳推兵庫岳風会会長の音頭で万歳三唱が行なわれ、祝賀会はお開きとなった。
(広報部)

2023年12月10日

令和5年度地区吟道講座(近畿地区・大阪会場)

令和5年12月2日

 公益社団法人日本詩吟学院主催による令和5年度「地区吟道講座(近畿地区・大阪会場)」が、12月2日(土)クレオ大阪中央において開催された。3年振りの開催となった昨年は座席指定で一つ置きに空席が設けられたが、今回はそれも無く従前の形に戻って行われたが、マスクの着用は求められた。

 第一講は和歌
講師は兵庫中央岳風会副会長 大木岳扇先生
題材は「薄随風(すすきのかぜにしたごう)」 香川景樹
 大木先生のお住まいである淡路島の紹介から始まった。題材の講義は読み、通釈と作者紹介、講師の模範吟詠があり、ここで昨年同様受講生代表1名が登壇し、素読の後一節毎に、また通しで講師の吟詠の指導に基づき先ず代表が、次に会場全員で繰り返し。代表降壇の後、男性女性に分かれ全員で各2回合吟して、講義は終了した。

 第二講は絶句
講師は日本詩吟学院常任参事 二宮岳裕先生
題材は「桂林莊雜詠示諸生」 廣瀨淡窓
 講師より読みと語釈、通釈解説と模範吟の後、受講生代表登壇。素読を一節毎と通しで講師に続き、代表、会場全員で行い、続いて吟詠を同様に繰り返しての指導にて代表降壇。「桂林莊雜詠示諸生」四首と作者の紹介を頂き、男性女性に分かれての全員合吟で終わりとなった。

 第三講は俳諧紀行文
講師は日本詩吟学院常務理事 田中岳藤先生
題材は『奥の細道』より「黒部」 芭蕉
 奥の細道の概略が地図で説明され、素読と通釈紹介に続き講師の模範吟。形より気持ちを込めてとの指導を頂き、代表登壇。素読を2回繰り返し、吟を一節毎と通しにて指導された。代表降壇の後、会場全員で合吟を行い、講師よりの作者紹介で締めくくられた。

 閉講式は主催者を代表して近畿地区担当理事 須江岳悦先生の挨拶、修了證書授与、受講生代表よりの謝辞、世話役代表の新大阪岳風会会長 桑村一岳先生の閉講の辞にて終了となった。
(広報部)

2023年12月02日

令和5年度 第一回 第四ブロック吟詠大会

令和5年11月23日

 11月23日(祝)神戸木材会館5階大ホールにおいて令和5年度第一回第四ブロック吟詠大会が行われた。
 令和4年10月に日本詩吟学院認可新神戸岳風会は姉妹会である兵庫中央岳風会と統合して第四ブロックとして再出発し、今回新生第四ブロックとして初めてのブロック吟詠大会が兵庫中央岳風会の後援と協力のもと実施された。
 司会により開会が宣せられ、物故者に対し黙祷が捧げられた。物故者のお一人には、新神戸岳風会の会長として六年間ご指導頂き、7月25日ご逝去された故留松岳涌先生が含まれる。留松先生のリーダーシップの下で新神戸岳風会の兵庫中央岳風会との円滑な統合が実現した経緯もあり、本大会に際してのブロック会員の哀悼の念もひとしお深いものと察せられた。
 続いて、朗詠と兵庫中央岳風会会詩の合吟でスタート。開会の辞に次いで大会に花を添える華道吟「四季のうた」、会員吟詠と進み午前の締めくくりに長尾修岳第四ブロック長と吉田岳頌会長の挨拶を頂いた。お二人の挨拶でも留松先生のご尽力により第四ブロックとしてスタートできたことに触れられ、参加者一同感謝の気持ちに包まれた。
 午後の部は大木岳扇副会長監修による構成吟「一茶のこころ」ではじまり、俳諧師一茶の生涯に深く触れることができた。続いて支部長、師範代、師範、ブロック役員吟詠と進み、来賓吟詠、本部役員吟詠があり、一般会員としては日ごろあまり聞くことができない素晴らしい吟に接することができた。最後は常任顧問立脇岳堯先生の万歳三唱の音頭で兵庫中央岳風会第四ブロック第一回吟詠大会は無事終了した。

(広報部)

 

2023年11月23日

令和5年度 第二ブロック吟詠大会

令和5年11月19日

 11月19日(日)新生第二ブロック発足後初の吟詠大会が兵庫県中央労働センターにおいて、本部役員と他ブロック長の隣席の下、ブロック会員86名(出吟登録ベース)の参集を得て開催された。
 定刻の9時30分来賓の入場を満場の拍手で迎えた後、司会により開会が宣せられた。物故者に対する黙祷、国旗修礼、国歌斉唱、朗詠・会詩合吟、来賓紹介に続き大串岳晃副ブロック長による開会の辞があり、一般会員吟詠、支部長吟詠、師範代吟詠と進行した。続いて大会委員長前田慧岳ブロック長及び大会会長吉田岳頌兵庫中央岳風会会長の挨拶があり、午前のプログラムは終了、昼食休憩となった。
 午後の部は構成吟より開始。「盛唐-絢爛・華麗なる王朝」と題し、玄宗皇帝の治政の下で栄華を誇った盛唐の時代模様と政治腐敗や反乱による唐の衰微が、楊貴妃の生涯を横糸にしつつ唐代の詩歌とともに綴られた。流麗な菅 岳梢先生のナレーションに乗って10名のブロック会員が漢詩や和歌を朗詠し、フィナーレの出演者全員による合吟には会場から盛大な拍手が贈られた。
 プログラムはブロック師範吟詠、ブロック役員吟詠、来賓吟詠と続き、最後に会長吟詠が行われた。小寺妙岳副ブロック長による閉会の辞があり、立脇岳堯兵庫中央岳風会常任顧問の音頭による万歳三唱で大会は滞りなく終了。出席者全員で会場の後片付けをして16時に散会となった。

(広報部)

2023年11月19日

令和5年度 近畿地区 俳句・俳諧歌 吟詠大会

令和5年11月10日

 昨年までは公益社団法人日本詩吟学院の近畿地区認可団体共催による「俳諧歌講習会」が総本部最高顧問の濵 岳優先生を講師に迎えて開催されていたが、本年度はその内容を変え「俳句・俳諧歌 吟詠大会」として11月10日(金)クレオ大阪中央ホールにおいて開催された。
 生憎の雨模様の中、午前11時30分開会。修礼と山本岳推 兵庫岳風会会長の先導による朗詠合吟、大嶋岳青 大阪岳風会会長の開会の辞で大会は開始された。
 俳句の部への出場登録者は38名。兵庫中央岳風会よりは9名が出場した。休憩を挟み、近畿地区担当理事 須江岳悦 浪速岳風会会長の挨拶を頂いた後、俳諧歌の部へと進んだ。これへの出場登録者は139名で当会よりは11名がエントリー。岳風会の吟詠大会としては珍しく、舞台上には演台があり、またコンダクターによる前奏も流された。
 吟題が俳句と俳諧歌に限定された為、一人ひとりの吟詠時間は漢詩に比べて短く、また審査も行われなかったこともあって、大会はスピーディに進行した。プログラムの最後は認可団体代表者10名の吟詠があり、総本部相談役 松田岳扇 岳玲会会長の閉会の辞で15時50分、大会は終了となった。
(広報部)

2023年11月10日

兵庫県下四認可団体合同研修会

令和5年11月5日

 令和5年11月5日(日)季節外れの暑さの中、「兵庫県下四認可団体合同研修会」が兵庫県中央労働センターに於いて開催された。本研修会は初の試みとして兵庫中央岳風会・兵庫県岳榕会・兵庫岳風会・兵庫東播岳風会の四姉妹会合同主催の形で企画され、傘下会員約150名が吟技の向上を目指して会場を埋めた。
 兵庫県岳榕会清水岳甲会長先導による国歌斉唱・朗詠合吟に続く、兵庫中央岳風会吉田岳頌会長の開会の辞では研修内容の説明の他、平成30年から令和5年迄の県連や愛連の競吟大会において優秀な成績をおさめた傘下会員の名前が読み上げられ、その活躍振りが披露された。また、先月開催された「ふれあい文化の祭典」の合吟競吟で兵庫県連合会の男子チームが優勝に輝いた事を紹介され、「一生懸命、まじめに真剣にけいこした真価である」として吟技向上を目指す受講生への激励のことばとされた。
 研修第一講は「優秀吟者吟詠」。令和5年度の愛連一部出場者10名、県連一部決勝出場者2名、愛連一部決勝出場者1名、愛連二部出場者5名のそれぞれの大会で実績を残した傘下会員が次々に登壇し、吟声を披露した。続く吟士権者吟詠では県連一部・愛連一部吟士権者の久田柊風さん、松浦慶岳先生の力強い吟が披露され、最後に県連一部・二部・愛連一部・二部吟士権者の岩城暢岳先生の美しい吟詠が会場一杯に満ちた。
 第二講は「実技指導」。県連5名・総連4名の競吟出場予定者をモデル吟者として、小野岳礼先生と菅岳梢先生を講師に実技指導が行われた。因みに両先生とも過年県連・愛連の吟士権を獲得されている。県連課題詩の講師は小野岳礼先生。読みを丁寧に指導され、姿勢を整え、お腹で呼吸の支点を支えた声出しをすれば、ドシッとした太い声が出る等々の指導がなされた。次に総連課題詩を菅岳梢先生が担当され、マイクの合わせ方、アクセント。吟の流れ、スピード感のある吟じ方等の指導ががあった。
 限られた時間ではあったが、優秀吟者の模範吟詠や丁寧な実技指導は多くの受講生にとって実りの多い研修会となった。閉会の辞は兵庫岳風会山本岳推会長が勤められ、兵庫中央岳風会立脇岳堯常任顧問の音頭による万歳三唱で合同研修会は幕を閉じた。

(広報部)

2023年11月05日

ふれあい文化の祭典 ひょうご吟剣詩舞道祭

―男子チーム念願の初優勝、女子チーム準優勝―

令和5年10月15日

 ようやく秋めいた気候となってきた10月15日(日)、ふれあい文化の祭典「ひょうご吟剣詩舞道祭」が西宮市民会館アミティー・ベイコムホールにおいて開催された。
 開会のことばと連盟歌合吟の後、昨年まではここで合吟競吟の予選があったが、今年は予選無しの一発勝負となったため、「優秀者吟詠発表その一」からプログラムは開始され、令和5年度壮年吟詠コンクール大会第二部で三位となった兵庫中央岳風会の横山寿恵さんが出吟された。次に「剣詩舞発表」があり、続いての「優秀者吟詠発表その二」には令和5年度県連一部で五位入賞の横山さんが再登場された。
 昼食休憩を挟み、「式典」では兵庫県知事のメッセージが代読され、石井登志郎西宮市長ならびに榎畑哲尊兵庫県吟詠連盟会長の挨拶が有り、引き続き吟詠連盟からは吟功賞が7名に、剣詩舞道連盟からは剣詩舞功労賞が3名に授与された。
 いよいよ合吟競吟。県下各流派から男子は13チーム、女子は8チームが出場。我が日本詩吟学院岳風会兵庫県連合会チームは、男子チームが出番3番、女子チームが7番目。練習の成果を十分に感じさせる吟であった。
 プログラムは「優秀者吟詠発表その三」と進み、令和5年度県連二部で十二位入賞の当会の松浦慶岳先生が出吟された。
 西宮市吟詠剣舞連盟による地元企画構成番組「にしのみや遊歩」では、漢詩をおりまぜながら西宮が紹介され、兵庫中央岳風会よりは土居奏風先生がナレーターと独吟、五十田岳純、島谷岳曄、甲斐志岳先生が連吟で出演された。
 役員吟詠終了後待ちに待った合吟競吟成績発表。「男子チーム優勝は日本詩吟学院岳風会兵庫県連合会」と発表され、会場に大きな歓声が響く。男子チームとしては初の栄冠獲得となった。また女子チームも準優勝を果たした。出場の皆様おめでとうございます。
 喜びが収まり切らない中の表彰式、閉会のことば、万歳三唱を経て祭典は幕を閉じた。
(広報部)

2023年10月15日

第133回 全国吟道大会

令和5年10月15日

公益社団法人日本詩吟学院主催「第133回 全国吟道大会」が令和5年10月15日(日)、大阪府堺市のフェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)において、全国各地区認可団体(会旗参列ベース105団体)会員の参集の下で開催された。
 近畿地区で開催された今回大会には、京都・大阪・兵庫所在の諸団体から多くの吟友が大会役員として参加し、兵庫中央岳風会からも吉田岳頌会長(会旗係責任者)、小野岳礼副会長(進行係責任者)はじめ数名が大会準備、大会当日の対応に当たった。
 大会は午前11時に開会。学校法人浪速高等学校・中学校生徒により雅楽・神楽が奏された後、開催地代表 須江岳悦近畿地区担当理事による歓迎の辞に始まり、国旗修礼、国歌斉唱、朗詠合吟、開会の辞、賞杯返還と続き、その後に田邊岳璋大会会長が「明治天皇御製 道」を謹詠された。
 続いて各地区参加者の合吟、少年少女吟詠へと進み、続く競吟決戦には近畿地区からは浪速岳風会、大阪岳風会の2組が出場した。幕間10分の休憩の後、式典へと移り、全国各地区認可団体の会旗が客席の中を行進して登壇した。兵庫中央岳風会は旗手を岩井路岳先生、副旗手を山口桐岳先生が務められた。
 引き続いて田邊大会会長挨拶、堺市長並びに公益社団法人関西吟詩文化協会副会長の祝辞、功労者表彰があり、最後に会旗が会場の手拍子とともに退場して式典は終了した。
 会の後半は各地区合吟、来賓吟詠、役員吟詠、そして近畿地区代表吟者による構成吟へと進み、「堺・歴史と伝統文化に彩られた自由都市」と題した構成吟では、堺の歴史や伝統文化を題材とした漢詩や和歌、俳句が、迫力そして哀愁を漂わせながら吟詠され、最後は利休を偲んだ「華道吟」で締めくくられた。
 その後、次回開催地代表挨拶、競吟表彰式と進み、真島岳元大会副会長による閉会の辞で満場の拍手の中大会は散会した。

令和5年度 功労者表彰(兵庫中央岳風会 プロ掲載順・敬称略)
 功労者の部  植田岳艶
 寿九十歳の部  衣川敏風 平松岳雅 
(広報部)

 

2023年10月15日

文部科学大臣賞 第七十八回 愛国詩吟総連盟主催 第二部(指導者の部)吟士権者決定詩吟大会

令和5年10月1日

 10月1日(日)アルカイックホール、アルカイックホール・オクトの2会場において、第七十八回第二部(指導者の部)吟士権者決定詩吟大会が行われた。
 本大会の出場者は加盟各府県連盟において指導者として後進の育成にあたるとともに、自らも吟道を研鑚し、各地区府県連大会を勝ち抜いてきた精鋭で、東は愛知、福井、三重、西は広島、愛媛、高知の各府県から出吟登録者数201名(内 欠席13名)が参加した。
 国家斉唱、連盟讃歌合吟、開会の辞に続いて各会場で審査員の先生方が紹介された後、競吟が開始された。
 兵庫中央岳風会からは第一会場に岡田興岳先生と土井岳歩先生、第二会場に山本岳幸先生、留岡岳優先生、甲斐志岳先生、松浦慶岳先生の6名が出吟された。決勝吟詠へは各会場それぞれ4組に分けられた出吟者の内から各組上位2名、合計16名が進んだ。決勝進出者はプログラム記載の課題詩から変更して別の律詩で吟ずることになる。当会からは松浦先生が昨年同様決勝へと進まれ、吟題も「不出門」から「書懐」に変更で熱吟された。
 16名の決勝吟詠がすべて終了し、決勝名誉審査員の山岡哲山先生の講評があり特に次の三つが印象に残った。①間が大切である(間のとりすぎもダメ)、②手は演題にかくす(上に置かない)、③詩文は手に持たない(失格ではないが、堂々と持つ人がいる)。
 講評の後、各会場の入賞発表に引き続き決勝審査の発表があり、当会の松浦慶岳先生は堂々の準吟士権者となられた。出吟者、会場の応援団ともに熱気に溢れた本大会も表彰式終了は19時30分となり外はもう暗くなっていた。

兵庫中央岳風会の成績は次の通り。 (敬称略)
 準吟士権者  松浦慶岳
 入   賞  留岡岳優

 (広報部)

 

2023年10月01日

兵庫中央岳風会 婦人部 第十九回吟詠大会

令和5年9月24日

 “地球沸騰の時代”とも言われた今年の耐え難い夏の暑さもゆるみ、朝夕涼しさの感じられた9月24日(日)「兵庫中央岳風会 婦人部 第十九回吟詠大会」が兵庫県中央労働センターで開催され、兵庫県岳榕会、兵庫岳風会、兵庫東播岳風会の姉妹会婦人部役員先生方のご臨席の下、開会時には婦人部の会員や一般入場者で会場は満席状態であった。
 兵庫中央岳風会婦人部は昭和34年発足し、婦人部吟詠大会は昭和36年に始まり、回を重ねて平成30年大会より5年ぶりの開催となる今回で19回を数えることとなった。
 開会セレモニーに続き、島谷岳曄先生の吟詠と、金の袴姿の奥田岳鈴先生による祝舞「松竹梅」があり、各ブロック別の会員合吟、師範代合吟、準師範合吟、師範合吟、正師範・上席師範合吟、来賓吟詠(その1)と続いた。
 アトラクションでは地元ダンス教室生徒によるヒップホップダンスが披露された。風を切るような素早い躍動感溢れるダンスが舞台狭しとばかりに踊られ、会場より惜しみない拍手が送られた。
 昼食休憩の後式典が行なわれ、甲斐志岳大会会長の挨拶、吉田岳頌大会名誉会長の祝辞、兵庫東播岳風会の三宅岳彗婦人部常任相談役祝辞と続き、来賓の姉妹会婦人部の先生方へプレゼンターより花束の贈呈が行われた。
 続いて小野岳礼先生のご指導による構成吟「戦国の世を生きた女たち」が上演され、本日一番の盛り上がりをみせた。応仁の乱の後、室町時代末期から安土桃山時代の多くの武将たちが天下取りを目指す戦国時代に生まれた織田信長の妹お市は、悲しい定めと悲運の中を激しく生き抜き、織田、浅井の名門の血筋を茶々、お初、お江の三姉妹に残した。お江のひ孫にあたる興子が第百九代女性天皇となる百年にわたる女たちの戦いの栄枯盛衰を、兵庫県吟詠連盟、愛国詩吟総連盟などの諸々の大会で表彰に輝いた実力派吟士たちが力強く吟じた。
 プログラムは来賓吟詠(その2)、婦人部役員、歴代部長合吟、婦人部副部長、部長吟詠、兵庫中央岳風会理事長吟詠、会長吟詠と続き、盛会の内に大会常任顧問 立脇岳堯先生の音頭による万歳三唱で婦人部吟詠大会は閉会となった。
 閉会後の祝賀会は第一楼で開催。兵庫東播岳風会の三宅岳彗先生のお言葉があり、大会の成功を祝ってそれぞれのテーブルは和気あいあいとし、会場は輪になり「炭坑節」や「きよしのズンドコ節」の踊りで盛り上がった。

(広報部)

2023年09月24日

文部科学大臣賞 第七十八回 愛国詩吟総連盟主催 第一部(一般の部)吟士権者決定詩吟大会 “久田雅美さん吟士権獲得”

 令和5年9月17日

 今夏は極暑が続き9月半ば過ぎてもなお猛暑が残る9月17日(日)、愛国詩吟総連盟主催の「第七十八回第一部(一般の部)吟士権者決定詩吟大会」がアルカイックホールおよびアルカイックホール・オクトの2会場にて開催された。
 愛知県以西九州を除く西日本各地から吟士380名が各府県代表としてここ尼崎の地に参集し熱吟を競いました。ただ残念なことは連日猛暑の関係か、遠路となる方の欠場が散見された。兵庫県からは71名が出場登録し、我が兵庫中央岳風会は14名が出吟した。
 競吟は出場者を2会場それぞれ4組に分けて行われ、各組上位2名、計16名が決勝に進出した。当会からは久田雅美さんと齊藤有貴さんが決勝進出を果たし、他の14名とともに一部決勝課題詩の律詩で決勝競吟に臨みました。
 栄えある第七十八回大会第一部吟士権者には久田雅美さんが選ばれ、発表と同時に会場の一角から大歓声が上がり、応援関係者一同歓喜に満ちあふれました。久田さんは近年本大会の決勝進出の常連として、つねに上位成績を重ねて来た。昨年度は準々吟士権者であり、今回待望の吟士権獲得となったもの。当会としても令和3年度第七十六回の松浦慶治さんの吟士権獲得に続く快挙となった。
 成績発表に引き続いて表彰式、閉会の辞、萬歳三唱、記念撮影を経て、午前9時30分に開会した本大会も午後8時過ぎに漸く散会、長く熱い一日だった。

兵庫中央岳風会の成績は次のとおり。(敬称略、入賞者は出吟番号順)
 吟士権者     久田雅美
 上位入賞(15位) 齊藤有貴
 入  賞     眞野優子 中川繁美 土居圭子 白尾道雄 豊田恵子
          長尾修司 横山寿恵

 (広報部)

 

2023年09月03日

令和5年度秋季  第136回資格審査会

令和5年9月3日



 真夏の暑さが続く9月3日(日)、兵庫中央岳風会秋季第136回資格審査会が神戸木材会館5階大ホールに於いて、幼・少年の部と一般の部を合わせ受審者65名(申込ベース)の参加の下で開催された。
 資格審査会は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により春季1回・秋季2回の休止の後、令和4年度春季審査会より通常開催とされたが、コロナ感染者数は依然高水準にあるため、本審査会もマスクの着用や受審者毎にマイクカバーの交換等々感染防止対策に留意した形での開催となった。また、今回より兵庫中央岳風会・元新神戸岳風会両会員とも統一課題詩による受審とされた。
 午前10時開吟。国歌斉唱、朗詠・会詩合吟、受審上の注意事項の伝達が行われた後、幼・少年の部より審査が開始された。幼・少年の部では3名が受審、うち2名は年少のため踏み台を必要としたが3名とも多くの聴衆の前で堂々たる吟声を披露し、観客席は感嘆しきりであった。引続き一般の部の無級~七段の審査が順次行われ、途中に齊藤岳翠審査部長、吉田岳頌会長の挨拶と昼食休憩を挟んで審査は滞りなく進行した。出吟者の一部には緊張の為か誤読や絶句により再吟となるケースも散見されたが、各受審者とも日頃の練習の成果を発揮すべく熱吟を披露した。
 コロナ過の現状を考慮して、資格審査会終了後の全体講評は省略。各級・段・伝位の審査が終了する毎に大木岳扇審査委員長より受審者の合否結果を発表し、入賞者は後日伝達されることとなった。
 午後3時半には審査日程は全て終了、齊藤岳翠審査部長の閉会の辞、岩井路岳審査会総務の音頭での萬歳三唱にて資格審査会は無事散会した。本部役員並びに審査員の先生方、お世話担当の第一ブロックの審査会役員の皆様ありがとうございました。
                                    (広報部)

2023年09月03日

令和5年度近畿地区代表選出 第47回全国吟詠コンコール近畿決勝大会

令和5年8月11日



 大東市立市民会館キラリエホールにおいて、公益財団法人日本吟剣詩舞振興会主催の全国吟詠コンクール近畿決勝大会が開催されました。
 この大会の目的は「伝統芸道である吟道に親しむ方々に日ごろの吟道精神の成果を競う場を与え吟詠の向上に資すること」とされ、出場者は令和5年度課題詩10題の中から1題を選択して競吟を行います。審査項目は、①吟声がよいか ②発声がよいか ③詩心をとらえているか ④態度が良いか ⑤発音(アクセント)通りか ⑥調和(音程)が一定しているか などが評価対象となります。
 大会は前半の部(幼年の部8名・少年の部10名・一般一部17名・二部35名)。後半の部(青年の部13名・一般三部80名)に分かれて審査が行われ、兵庫中央岳風会からは一般二部に横山寿恵さん、留岡郁子さんの2名が出場された。
 猛暑とも酷暑ともいわれる今年の夏であるが、当日も厳しい暑さの中、出吟者の多くは男性はネクタイ・スーツ姿、女性はきもの姿で参集、舞台では外気に勝る熱吟を披露しました。
 各部の競吟は滞りなく終了、近畿地区代表が発表されたが、残念ながら当会からの代表進出はかないませんでした。ご都合で、大会には欠席された早淵鯉將会長の祝電の中の「吟詠コンクールは自分自身を磨くもので勝負を争うものではありません。」との言葉を出吟者は悲喜こもごもにかみしめながら会場を後にしました。
                                    (広報部)

2023年08月11日

第15回ジュニア・シニア燦々優勝者決定詩吟大会

令和5年7月23日



 現在の吟界に於いて、数の上での主力となっているシニア世代(75歳以上)と将来を託すジュニア世代(小学・中学生)の意義あるジュニア・シニア燦々優勝者決定詩吟大会が7月23日(日)尼崎アルカイックホールオクトと玉翔の間、二会場において実施されました。
 西日本各地域から予選を勝ち抜いて参集した吟士、シニア197名、ジュニア49名が熱吟を競い会場は大変盛り上がりを見せました。特にジュニア部門の決勝では大人顔負けの吟が次々と登場し会場を和ませていた。遠くは広島、岡山、愛媛、高知、鳥取、愛知と近畿の精鋭が集結した大会は無事成功裏に終了しました。
 兵庫中央岳風会からは6名の方(シニア5名・ジュニア1名)が、本大会に登録され出場されました。また、小野岳礼先生が審査員を山本岳幸、岩城暢岳両先生が大会役員を務められた。

兵庫中央岳風会の成績は次のとおり。(敬称略、出吟番号順)
 シニアの部 入賞  今泉 宏  山本正彦
                                    

(広報部)

2023年07月23日

兵庫県連合会 少年・青壮年部主催 親睦バーベキュー大会

令和5年7月17日



 真夏を思わせる日差しと蝉の大合唱で迎えた7月17日(祝)、日本詩吟学院認可県下4団体(兵庫中央岳風会・兵庫県岳榕会・兵庫岳風会・兵庫東播岳風会)の少年・青壮年部主催の「親睦バーベキュー大会」が、兵庫中央岳風会46名、姉妹会も含めて総勢84名が参加して、明石市の大蔵海岸バーベキューサイトにおいて、昨年に引き続いて開催されました。
 肉類や海産物、野菜などの食材とともに飲み物が各テーブルに並べられ、参加者が席に着いたところで、今年度から兵庫中央岳風会少年・青壮年部長となられた土井岳歩先生の開会の挨拶、そして乾杯の後バーベキュー大会が開始されました。
 参加者は美味しい料理に舌鼓をうち、缶ビールを片手に、姉妹会の先生方や久しぶりに会う吟友との会話を楽しみ、また、当会の吉田岳頌会長、小野岳礼副会長、大木岳扇副会長も各テーブルを訪れ参加者と交流、どのテーブルからも笑い声が響いていました。
 バーベキュー後半はくじ引きの抽選会。当選番号が発表されるたびに歓声があがり、賞品を手にした当選者の周辺では笑顔の輪が広がっていました。
 抽選会終了後は集合写真を撮影し、後片付けを終えた午後2時、バーベキュー大会はお開きとなりました。帰路につく参加者からは、名残りを惜しむ声、再会を約束する声があちらこちらから聞こえていました。
                                    (広報部)

2023年07月17日

令和5年度「ふれあい文化の祭典 ひょうご吟剣詩舞道祭」 合吟競吟練習を開始

令和5年7月15日



 今年の「ふれあい文化の祭典 ひょうご吟剣詩舞道祭」は10月15日(日)に「西宮市民会館アミティーホール」にて開催が予定されているが、これの合吟競吟に出場する岳風会兵庫県連合会のチームが、7月15日(土)の夕刻、兵庫県中央労働センターに集まり1回目の練習が行われた。
 一昨年、昨年と同じく今年も男子、女子1チーム各15名で、女子チームは小野岳礼先生が、男子チームは吉田岳頌先生が、発声と読みから始め、一節ごとを繰り返しての練習を指導された。
 例年は予選と決勝があったが、今年は一発勝負となり、吟題は男女とも「望立山」。昨年は女子チームが優勝、男子チームは3位入賞に輝いたが、今回も良い成績を目指し、あと5回、計6回の練習を経て本番に臨むこととなる。

 出吟者(兵庫中央岳風会関係者のみ記載 順不同)
  男子  角南 明岳、松浦 慶治、長尾 修司、山本 正彦、木村 正弘、
      島本 清晴、井上 景輔、西村 秀俊、吉川 隆紹、凪  竜輔
  女子  菅 美恵子、齊藤みどり、大森寿美子、濵谷 良子、矢野 延子
      黒田 澄世、土居 圭子、横山 寿恵、久田 雅美、眞野 優子

(広報部)

2023年07月15日

令和五年度 第七十三回 第一部(一般の部)兵庫県吟士権者決定吟詠大会

令和5年7月9日



 令和5年7月9日(日)「第七十三回兵庫県吟士権者決定吟詠大会」が尼崎市総合文化センターで開催された。新型コロナは県内でも穏やかながら感染者の増加が続き「第9波」に入ったという見方もあるが、5月8日に感染症法上「5類移行」となり、今回はマスクカバー、防護板なしで行われた。ただ会場の中では多くのマスク姿が見られ、入り口には手指消毒も用意されていた。
 本大会は3月に始まった第1次予選から、2次、3次予選を勝ち抜いた県下各流派の311名が出場登録され、兵庫中央岳風会からは43名が出吟された。
 大会は、アルカイックホールとアルカイックホール・オクトの2会場にて行われ、会場ごとに前半の部、後半の部から3名ずつ選出された。決勝出場者12名のうち11名(1名不出場)が決勝吟の課題詩(律詩)にて競い合い、吟士権者(1位)、準吟士権者(2位)、準々吟士権者(3位)が選出された。また4位から11位迄の順位も発表され、当会より横山寿恵さんが決勝に進出し、7位となられた。引き続き愛連(愛国詩吟総連盟主催の吟士権者決定詩吟大会)への出場資格が付与される上位入賞者(53名)と一般入賞者(63名)が発表された。この度の兵庫県吟士権者決定吟詠大会へ兵庫中央岳風会からは3名の初出場者がおられ、金屏風の前で吟じられた体験に大きな誇りを持たれた事だろう。また、80歳以上で本選へ臨まれた45名には「敢闘賞」が授与され、当会より9名が表彰された。
 今年の梅雨入りは5月29日で、7月に入り線状降水帯が各地で発生する中、当日も朝から時々雨の降る天気であったが、出場者の着物姿も多く見られた。会場には空席も見られたが、それでも精鋭揃いのレベルの高い熱気がこもっていた。

兵庫中央岳風会の成績は次の通り。(敬称略、上位入賞、入賞、敢闘賞者名は出吟番号順)
 決勝7位  横山寿恵
 上位入賞  長尾修司  濵谷良子  豊田恵子  福島順一  土居圭子  中川繁美
       矢野延子  齊藤有貴  山本正彦  池内寛幸  眞野優子
 入  賞  山本恵子  島本清晴  今泉 宏  木村正弘  西村秀俊  森田尚子
 敢闘賞(80歳以上)  井本あけ美 内田壤三  平田 武  吉野 武  清田義子
             島本清晴  今泉 宏  山口豊作  太田富美枝
(広報部)

2023年07月09日

令和5年度 第70回 第二部(指導者の部)兵庫県吟士権者決定吟詠大会

令和5年7月2日



 九州地方では大雨による被害が報道されているが、神戸は梅雨の中休みで晴れ間ものぞく日となった7月2日(日)、兵庫県吟詠連盟主催の第二部 指導者の部 兵庫県吟士権者決定吟詠大会が開催された。
 会場は、第一会場 兵庫県中央労働センター、第二会場 兵庫県民会館九階、第三会場 兵庫県民会館十一階の3会場で、昨年より1会場減とされたが、出吟登録者数は合計255名で昨年の259名より4名減に止まった。そのため開会時間を30分早め、9時30分開始された。出場された兵庫県吟詠連盟所属諸流派の先生方は、指定吟題である律詩に永年の吟への取組みの成果を凝縮すべく熱吟された。
 各会場における競吟の結果、3会場の前半の部と後半の部成績上位者各2名、合計12名が第一会場に集結し、指定吟題10題より吟題を変えて決勝吟詠に臨み、今年度の吟士権者他を決定した。当会よりは松浦慶岳先生が昨年に引き続き決勝に進まれたが、惜しくも絶句があり第12位となられた。
 決勝吟詠の結果、兵庫東播岳風会の清水岳煌先生が今年の吟士権者に輝かれた。続く表彰式、閉会の辞、万歳三唱を経て午後6時に散会となった。

 兵庫中央岳風会の成績は次の通り。(敬称略、入賞者名は出吟番号順)
  第12位  松浦慶岳
  上位入賞  山本岳幸  岡田興岳  留岡岳優  土井岳歩  甲斐志岳
  入  賞  東 岳彗  前田修風
(広報部)

2023年07月02日

県連一部本選出場者激励会

令和5年6月25日


 令和5年6月25日午後1時より 神戸木材会館5階大ホールに於いて、県連一部(兵庫県吟士権者決定吟詠大会(一般の部))本選出場者の激励会が行われました。
 県連一部大会は本年3月より予選が開始され、三次に亘る予選を経て、7月9日に尼崎市のアルカイックホール及びアルカイックホール・オクトにて開催される本選進出者が決定されました。
 今年の兵庫中央岳風会からの一部本選出場者は43名。うち3名が初めて本選出場を果たしました。出場者全員の活躍を願っての今日の激励会です。
 司会進行の菅岳梢副理事長の言葉で開会。小野岳礼副会長のはじめのことばでは、「人前で吟じるのはこわいです。けれども本番迄の今回の体験が大きな力になることは間違いありません。力いっぱい吟じて下さい。」また、吉田岳頌会長より「皆さんは、一流になられました。本番だと思って堂々と吟じて下さい。」とのお二人の先生の力強い励ましと大きな期待が込められたことばがあり、本選出吟者はそれぞれの課題詩の熱吟を披露されました。
 最後に松浦慶岳理事長の「しっかり詩文等を確認されて本番にのぞんで下さい。きっとよい結果に繋がることと思います。」とのおわりのことばで一部本選出場者激励会は終了しました。
 5分の休憩をはさんで、引続き7月2日に開催される県連二部(指導者の部)出場者20数名の課題詩吟詠が披露され、激励を兼ねた本番前の最終的な指導が行われました。

一部本選出場者氏名 (敬称略 数字はブロック)
 濵谷良子① 西村秀俊① 内田壌三① 井本あけ美① 豊田恵子① 田中育美②
 吉川隆紹② 松岡玉枝② 亀井廣志② 清田義子② 黒田澄世② 廣岡清治②
 葭田留美② 徳永博義② 木村正弘② 横山寿恵② 森田尚子② 眞野優子②
 高濱晴佳② 伊藤喜一郎② 矢野延子② 池内寛幸③ 平田 武③ 近藤裕子③
 島本清晴③ 吉野 武③ 土居圭子③ 齊藤有貴③ 山口豊作④ 小林美枝子④
 福島順一④ 今村明彦④ 立石千恵子④ 山添 博④ 漣 末子④ 山本正彦④
 角南明彦④ 長尾修司④ 山本恵子④ 太田富美枝④ 今泉 宏④ 中川繁美④
 藤本幸士④
                                    (広報部)

2023年06月25日

令和5年度 全支部長会議

  令和5年6月18日



 6月第3日曜日の父の日、神戸木材会館大ホールに於いて兵庫中央岳風会令和5年度全支部長会議が、本部役員及びブロック長と支部長40名の出席の下で開催された。「全支部長会議」は当会の更なる発展を目的として、本部役員と支部長が、当会の運営方針や活動についての意思疎通を図るとともに、一般会員からの本部に対する要望や意見の吸収の場として例年この時期に開催されている。
 総合司会小野岳礼副会長による開会の辞に続いて、国旗礼拝、国歌斉唱、朗詠及び兵庫中央岳風会会詩の合吟が出席者全員により行われた。引続き吉田岳頌会長より挨拶があり、会員の結束と今年度予定されている全国吟道大会を始めとする諸行事への協力要請がなされた。その後、松浦慶岳理事長の司会にて議事が開始された。
 本年2月の定期総会にて承認された総会議案のうち、昨年度の「事業・主要活動に関する報告」が西田岳凜副会長より、また「専門部報告」、「会計報告」が各専門部長並びに正会計より改めて支部長への内容説明が行われた。
 暫時休憩の後、松浦理事長より本年度の「運営方針」について事業計画と合わせて説明があり、また、吉田会長からは「支部会員増員・会員の慰留」につき吟界環境が厳さを増す現状においても、風通しのよい支部運営による新規会員の獲得や退会会員の極小化につき支部長への更なる尽力要請がなされた。
 引き続いて、「支部運営上の諸問題」や「本部に対する要望・意見」について出席支部長に発言が求められた。5名の支部長より少年・青壮年部の運営やブロック大会の会場選定、資格審査等に対する質問や意見表明があり、また、会員増強への支部取組みの実情や方策提言がなされ、それぞれについて吉田会長および担当役員より回答や対応表明がなされた。
 議事修了後、大木岳扇副会長の閉会の辞、角南明岳会計監査の音頭による万歳三唱にて本年度の全支部長会議は散会となった。

(広報部)

2023年06月18日

第四十五回兵庫県少年部吟詠大会 第四十一回兵庫県壮年吟詠コンクール大会(一般二部)

令和5年5月21日



 兵庫県吟詠連盟と兵庫県吟剣詩舞道総連盟主催の兵庫県少年部吟詠大会と、兵庫県吟剣詩舞道総連盟主催の兵庫県壮年吟詠コンクール大会(一般二部)が兵庫県中央労働センターにおいて、5月21日開催された。
 少年部吟詠大会は、幼年の部が12才未満、少年の部が12才以上18才未満で、出場登録者はそれぞれ8名と9名。兵庫中央岳風会よりは幼年の部に田中梨央奈さんが出場され金賞を受賞された。
 少年部吟詠大会の終了後、引き続いて行われた壮年一般二部の出場資格は55才以上70才未満。本年度の出場登録者数は83名。当会よりは10名が出場した。前半の部、後半の部競吟の結果、それぞれ4名の成績上位者計8名があらためて決勝競吟に臨んだ。当会よりは横山寿恵(恵風)さんと留岡郁子(岳優)先生が決勝に進まれた。なお決勝出場者には、8月11日に大東市立市民会館にて開催される近畿決勝大会への出場資格が与えられた。

兵庫中央岳風会の成績は次の通り。(敬称略)
 少年部吟詠大会幼年の部
  金  賞 田中梨央奈
 壮年吟詠コンクール大会(一般二部)
  準々優勝 横山寿恵
  第 7 位 留岡郁子
(広報部)

2023年05月21日

令和5年度 第四十一回兵庫県壮年吟詠コンクール大会(一般三部)

令和5年5月14日

 断続的に雨が降る生憎の天候となった5月14日(日)、兵庫県吟剣詩舞道総連盟主催の第四十一回兵庫県壮年吟詠コンクール大会(一般三部)が、兵庫県中央労働センター、兵庫県民会館、兵庫県立のじぎく会館、神戸木材会館の神戸市内4会場にて開催された。
 本大会は一般の詩吟愛好家に吟道精進の成果を競う場の提供と、吟詠の向上発展に資することを目的に毎年開催されている。一般三部は参加資格を70歳以上としており、今回は4会場合計492名が出吟登録した。
 各会場とも定刻に開会、挨拶や競吟実施要項説明に引き続き競吟が開始された、新型コロナウイルスが感染症法で季節性インフルエンザ並の扱いになる等、コロナ禍も漸く落ち着きの兆しの見え出した昨今ではあるが、当日の天候の為か、また高齢者対象の大会の故か欠席者も散見された。
 競吟終了後、各会場の前半・後半の成績上位2名(4会場合計16名)が発表され、該当者は第1会場(兵庫県中央労働センター)での決勝に駒を進めた。残念ながら兵庫中央岳風会からは決勝出場者は無かった。
 決勝と並行して各会場にて上位入賞と一般入賞者が発表され、決勝出場者には近畿決勝大会への出場資格が与えられた。
 例年通り岳風会兵庫県連合会が第1会場の世話会担当で、久田柊風会場委員長を中心に早朝より会場設営と終日大会運営をお手伝いし、大会は滞りなく無事終了した。

兵庫中央岳風会の成績は以下の通り。(敬称略、出吟番号順)
上位入賞   矢野延子  島本清晴  山添 博  土井照代  山本正彦  
       今泉 宏
入  賞   島谷陽子  小林美枝子 井本あけ美 隅田都子  岡田恩興
       廣岡清治  澤田泰弘  長尾修司  細川清志  山田美惠子
       徳永博義
                                        (広報部)

2023年05月14日

令和5年度近畿地区吟詠大会

令和5年5月13日

 公益社団法人日本詩吟学院主催による「令和5年度近畿地区吟詠大会」が5月13日(土)高槻城公園芸術文化劇場北館中ホールにおいて開催された。コロナ禍のため令和2年度と令和3年度は中止。昨年令和4年度再開にあたっては客席に一つ置きの空席が設けられ、午前と午後の出場者の入れ替え等々の措置がとられたが、今回は全て従前通りの対応とされた。ただ会場内ではマスク着用が求められた。
 本大会は、秋に開催される「全国優秀吟者吟道大会」と「全国吟道大会」の合吟競吟の予選会を兼ねており、近畿地区12認可団体より漢詩の部34名、和歌の部34名、連吟の部9組、合吟の部9組が出吟登録し、全国大会出場を目指して修練の吟を披露した。
 兵庫中央岳風会よりは「漢詩の部」に4名(内1名欠席)。「和歌の部」に4名、「連吟の部」に女子1組(3名)。「合吟の部」に男子1組(7名)が出場した。また、吉田岳頌会長が大会総務と和歌審査委員を、小野岳礼副会長が漢詩審査委員を、西田岳凛副会長が連吟合吟審査委員を務められた。
 この大会では、前奏や伴奏は無く、出場者は自分で「間」と「音程」を計って吟を開始する。また演台もマイクも無く、「吟道奥義抄」記載の吟じ方の姿勢が求められる。
 全出場者の吟詠終了後、審査結果の入賞と努力賞が発表された。当会からは連吟の部に出場した濵谷良岳先生、豊田昌岳先生、眞野花風さんのチームが入賞を果たし、全国優秀吟者吟道大会への切符を獲得された。
 またこれに先立つ4月23日の指導者講習会の折り出場者壮行会が行われた。

(広報部)

 

2023年05月13日

第十四回兵庫県燦々優勝者決定詩吟大会

令和5年4月16日

 兵庫県吟詠連盟主催の「第十四回兵庫県燦々優勝者決定詩吟大会」が4月16日(日)、兵庫県中央労働センターと兵庫県民会館十一階の2会場において開催された。
 第一会場である兵庫県中央労働センターでは、出吟対象者が義務教育期間中である小・中学生の「ジュニアの部」が先ず行われ、これへの出吟登録者は15名。兵庫中央岳風会からは田中莉央奈さんが出場した。ジュニアの部の入賞者発表と表彰式の後、引き続き出吟対象者が75才以上(一般・指導者不問)の「シニアの部」の開始となった。第二会場の兵庫県民会館十一階においては、「シニアの部」のみが行われた。
 今回のシニアの部への出吟登録者は360名。昨年は305名であったので、吟界の現状を反映しているともいえる。前半の部と後半の部の間に今まであった昼食休憩も無く進められ、2会場前半後半それぞれ3名の成績上位者合計12名が第一会場にて決勝競吟を行い、優勝者、準優勝者、準々優勝者を決定した。当会よりは昨年に引き続き山本正彦さんが決勝に進まれた。
 午前9時30分に開始された大会は、表彰式、閉会の辞、万歳三唱を経て終了となったのは午後7時半過ぎであった。

兵庫中央岳風会の成績は次の通り。
(敬称略、出吟番号順)
 シニアの部
 第 十 位 山本正彦
 上位入賞 今泉 宏 黒田澄世 島谷陽子 小林美枝子
 入  賞 妹尾節子 五十田睦子 木村正弘 山田美惠子 太田富美枝
      井本あけ美 松浦泰子 島本清晴 東 景見 三宅 武

(広報部)

2023年04月16日

第十三回愛連吟詠フェスティバル

令和5年3月5日

 吹く風に春の気配が感じられた3月5日(日)、「第13回愛連吟詠フェスティバル」が尼崎市総合文化センター・あましんアルカイックホールに於いて開催された。
 午前10時の開会に先立ち、チケット交換の列は別棟のオクトホール入り口でUターンするほど多くの人が来場された。また、小野岳礼先生も大会役員として司会を務められた。
 大会は、開会の辞、国家斉唱、愛連賛歌合吟と続き、次の優秀者吟詠第一部では令和四年度吟士権者決定詩吟大会の上位入賞者16名が出演、うち兵庫中央岳風会からは、横山寿恵さん「早に白帝城を発す 李白」、準々吟士権者 久田雅美さん「偶感 西郷南洲」の美しく力強い吟が詠じられた。
 第二部では同じく令和四年度吟士権者決定詩吟大会上位入賞者15名の吟詠があり、当会より準々吟士権者 松浦慶岳先生が律詩「書壊(後編) 西郷南洲」を風景や雰囲気、心情が胸に迫る詩を朗々と吟じられた。
 続いて、燦々優勝者決定詩吟大会上位入賞者「ジュニア・シニアの部」があり、大会会長 愛国詩吟総連盟理事長 池田哲星先生のご挨拶の後、来賓祝辞では松本眞尼崎市長のご挨拶があった。昨年は遠方から出場予定の方々がコロナ禍の為に少なからず欠席されたが、今年は欠席者もなく、福井・愛知・徳島・愛媛県からも来場され、「各府県選抜者吟詠」では当会会長 吉田岳頌先生が袴姿も凛々しく、声高らかに「霊山(京都東山)徳富蘇峰」を詠じられた。また中程では詩舞が舞台一杯に披露された。
 歴代第二部吟士権者による構成番組は、唐の二大詩人李白と杜甫を主題とした「詩仙・詩聖 名吟抄」が綴られた。兵庫中央岳風会からは平成三十年度吟士権者岩城伸風先生が、第一部『「詩仙」の詩』の中で「春夜洛城に笛を聞く」を吟じられ、第二部『「詩聖」の詩』では平成二十七年度吟士権者 平山賀宝弓さんと「岳陽楼に登る」を連吟された。第一部『「詩仙」の詩』の舞台セットのスクリーンは城壁を煌々と照らす満月と満天に輝く星が表現され、幼い頃から詩文を創作し、故郷を離れて各地を旅し、詩仙、絶句の名手と呼ばれた李白の詩が吟じられた。生涯のほとんどを定住する場所を持たず、酒仙と言われる程に酒を愛し、現在残されている詩は壱余首もあるという。唐の時代のみならず、中国詩歌史上において、杜甫と共に最高の存在とされる。
 第二部は詩聖と呼ばれた杜甫の詩が詠じられた。杜甫もまた残されている詩は千四百五十余首と言われ、律詩の表現を大成させた。幼少の頃から詩文の才能がありながら「杜甫、一生憂う」と評され、杜甫の人生は現実の社会が杜甫の理想からかけ離れていたらしい。李白は杜甫より十一歳年上ながら同じ時代を共に遊び、酒を酌み交わした日もあったらしい。舞台のスクリーンは緑連なる山なみが表現されていた。

 新型コロナウイルス、感染対策のマスク着用の政府方針は、令和5年3月13日以降個人の判断にゆだねるとの新たなフェーズへと移行し、3月6日は啓蟄の日である。会場を出るとまさに夕日がビルに隠れようとして、明日は春の光が暖かく迎えてくれそうである。

(広報部)

2023年03月05日

令和5年度春季 第135回資格審査会

令和5年3月5日

 春の訪れを感じさせる3月5日(日)、兵庫中央岳風会春季第135回資格審査会が神戸木材会館5階大ホールにて開催された。
 今回は昨年10月の新神戸岳風会との統合後初の審査会で、各々課題詩も異なっており、そのため午前の部が元新神戸岳風会の方、午後の部が兵庫中央岳風会の会員対象で行われた。審査員もまた交代されて務められた。コロナの感染状況はかなり収まってきてはいるが、会場内はマスク着用、マイクカバーの交換等々の対策を取りながら進められた。
 午前の部は9時30分開吟。国歌斉唱、朗詠及び会詩合吟、開会宣言、挨拶、注意事項の説明の後、幼・少年の部より審査が開始された。
 午後の部は12時に再開。あらためての注意事項説明に引き続き、無級の部より審査が行われた。尚、1級の部以上の課題詩の抽選は本審査会より実施しないこととなった。
 まだまだコロナ禍の中での資格審査会ということで今回もまた、各級・段・伝位の審査が終了する毎に審査委員長より受審者の合否結果が発表され、審査終了後の講評は省略、入賞者の発表も次の指導者講習会時となった。
 午後3時半、審査は全て終了。齊藤岳翠審査部長の閉会の辞、金山曄岳審査会総務の音頭での万歳三唱。本部役員並びに審査員の先生方、お世話担当の第二ブロックの審査会役員の皆様のお蔭をもって資格審査会は無事終了した。

(広報部)

2023年03月05日

令和5年度 第68回定期総会 開催

令和5年2月5日

 2月5日(日)午後1時30分より神戸木材会館大ホールに於いて兵庫中央岳風会 令和5年度 第68回定期総会が開催された。
 定刻に司会の小野岳礼副会長により総会成立が宣せられ、国家斉唱、朗詠及び兵庫中央岳風会会詩合吟に続き、令和4年度の物故者に対し黙祷が捧げられた。松浦慶岳理事長の開会の辞に続いて、吉田岳頌会長より新神戸岳風会統合を始めとして各種大会や行事等、昨年度の事業の回顧及びポストコロナに向けての新年度諸活動への所信方針説明がなされ、当会発展への全会員の更なる協力要請があった。
 総会議長には松浦慶岳先生が選出され、書記を任命した後、「報告事項」より議事に入った。西田岳凜副会長より令和4年度事業報告、専門部長7名より各部の活動報告がなされ、いずれも全会一致で承認された。続いて担当役員から令和4年度収支決算報告及び会計監査報告があり異議なく承認された。
 暫時休憩の後、議題を「審議事項」に移して議事を再開。本部役員改選の件は、選考委員会及び常任理事会起案の役員人事案(末尾記載)並びに特別顧問の新設と河南忠和氏の就任につき提案がなされ,全会一致で可決承認された。新役員の紹介に続いて、今回退任された辻村岳邑前会計監査、松井岳岑前事務局長、三宅勁岳前広報部長、岩井路岳前少年・青壮年部長より離任の挨拶があり、当会から永年の貢献に対して感謝の花束が贈呈された。引き続いて西田副会長より令和5年度の事業計画、菅岳梢渉外部長より新年度渉外事業、豊田昌岳正会計より令和5年度収支予算の提案がなされ、いずれも原案どおり可決成立し,予定された議事は全て修了した。
 書記、議長の解任後、西田副会長の閉会の辞があり、立脇岳堯常任顧問の音頭による萬歳三唱で定期総会は散会となった。


兵庫中央岳風会役員(令和5年~6年度) ※印=兼務を示す

会 長 ※教務部長 ※許証部長 吉田 岳頌(再任)
副 会 長 (県連・総連・愛連常任理事) 小野 岳礼(再任)
副 会 長 西田 岳凜(再任)
副 会 長 大木 岳扇(新任)
理 事 長 ※企画・行事部長 松浦 慶岳(再任)
副理事長 ※渉外部長 菅 岳梢(再任)
副理事長 ※審査部長 齊藤 岳翠(再任)
会計監査 大森 岳寿(再任)
会計監査 角南 明岳(新任)
正 会 計 豊田 昌岳(再任)
副 会 計 眞野 花風(再任)

(広報部)

2023年02月05日

会員参賀・新年互礼会

令和5年1月5日

 今年の正月は天候に恵まれ、この日も暖かい日差しに包まれた5日(木)、兵庫中央岳風会の事始めの行事「会員参賀・新年互礼会」が湊川神社にて行われた。
 昨年までは本殿への参内者数が制限されたが今回はそれも元に戻り、午前10時の定刻前には本殿前に出席会員が新年の挨拶を交わしながら集まり、定刻本殿に昇殿。お祓いを受け、斎主による祝詞奏上、巫女による神楽剣の舞、鈴舞奉納があり、吉田岳頌会長のご先導で「大楠公 徳川斉昭」を全員でマスクのまま声を抑え気味に献吟。続いて会長より玉串が奉奠され、これに合わせ会員一同も二礼二拍手一礼して当会の発展を祈念した。その後斎主のご挨拶を頂いて、会員参賀と初吟会は滞りなく執り行われた。
 場所を参集殿の青雲の間に移し、全員で記念写真を撮影。各自席についたところで司会進行の西田岳凛副会長により開会宣言があり、菅 岳梢副理事長の先導により「国歌斉唱」、「朗詠」及び「会詩」を合吟。続いて吉田岳頌会長より年頭挨拶を頂戴し、岩野岳照名誉会長の乾杯のご発声で新年互礼会の小宴が開始された。
 今回は新たにお仲間となった元新神戸岳風会からも多数の出席があり、お酒や飲物を酌み交わしながら、自己紹介も含む和やかな歓談が弾む中、時は過ぎ、残った飲物を賭けての会長とのじゃんけん大会で盛り上がり、立脇岳尭常任顧問の音頭による万歳三唱にてお開きとなった。

(広報部)

 

2023年01月05日

令和4年度地区吟道講座(近畿地区・大阪会場)

令和4年12月4日

 冬の寒さを感じる候となった12月4日(日)、令和4年度「地区吟道講座(近畿地区・大阪会場)」が公益社団法人日本詩吟学院主催により、クレオ大阪中央において開催された。コロナ禍により令和2年度と3年度は中止となり、これもまた3年振りの開催で、座席は指定でかつ一つ置きに空席が設けられていた。

 開講式は、修礼、朗詠合吟は代表の独吟、原島岳庸先生の開講挨拶、本日の講師及び役員紹介と進められた。

 第一講は和歌
講師は新大阪岳風会副会長 田頭岳穂先生
題材は「小諸懐古園にて」 若山牧水
 旅と酒を愛し43歳という短い人生で終えた作者の紹介、吟題の和歌が作られた背景説明があり、今回はコロナ禍のため、受講生代表1名が登壇し、講師の模範吟、続いて受講生代表の吟に対しこれを指導する形で進行。
 最後は受講生全員で、マスク着用のまま小さな声で合吟を繰り返し、講義は終了した。

 第二講は律詩
講師は日本詩吟学院常務理事 川合岳濤先生
題材は「曲江」 杜甫
 吟道奥義抄に記載内容の紹介から始まり、先ず素読。二、二、三で読む。間を置く。続いて模範吟。2分55秒で吟じられ、これが目標。詩文は短く、余韻は長く。
 受講生代表として、当会の前田修風先生が登壇され、一息毎の指導があり、詩の背景と作者杜甫の説明を挟み、通しでの指導。代表降壇後、会場の男性、女性それぞれの素読と合吟で締めくくられた。

 第三講は俳諧紀行文
講師は日本詩吟学院常務理事 原島岳庸先生
題材は『奥の細道』より「立石寺」 芭蕉
 講師の素読の後、受講生代表も一緒に一息毎と通しで繰り返し素読。次に先生の模範吟に続いて、代表に対し1行ずつ及び通しでの指導。会場の全員も男性、女性の合吟で講義内容を確認し、「吟は生き物の面もある。」との先生の言葉で終わりとなった。

 閉講式は主催者代表として近畿地区担当理事 須江岳悦先生の挨拶、修了證書授与、受講生代表よりの謝辞、世話役代表の大阪岳風会会長 大嶋岳青先生の閉講の辞にて地区吟道講座を終了した。

(広報部)

2022年12月04日

兵庫中央岳風会研修会

令和4年11月23日

 令和2年1月新型コロナは日本で初感染が確認されて以降7波の感染拡大期を経てきたが、現在も各地で感染拡大が見られ「第8波」に入ったのではないかと懸念されている。そのような中ではあるが、兵庫中央岳風会研修部による研修会が11月23日午後1時15分より兵庫県中央労働センターに於いて開催され、申込者ベースで121名が受講した。今回は本年10月兵庫中央岳風会と新神戸岳風会の統合後の第1回目の研修会で講師は元新神戸岳風会の大木岳扇先生が務められた。大木先生は平成9年度「兵庫県吟詠連盟主催吟詠大会第一部(一般の部)」の吟士権者となられ、平成29年全国俳諧歌大会に於いても優勝されるなど、数々の大会で入選や優勝に輝いておられる。はじめに今回の課題詩の作者である一茶の生涯の紹介や俳諧歌の説明がされ、優勝の吟が披露された。
 俳諧歌 「乞食」 一茶 作
 桜さく 木の下かげに 乞食して
 袋にあまる 花の雪哉  袋にあまる 花の雪哉

 第一講座は令和四年~七年度資格審査課題詩より俳諧歌2題が選ばれ講義がなされた。俳諧歌の練習は30回読む。読む時は「言葉のまろさ」「速さ」「深さ」に気を付けて読み、あと20回はそのリズムで読み、読みを自分のものとして、吟ずる時は声帯を広げて歌うと良いとされた。1題目「人の道」、2題目「散花の」の作者、一茶のあたたかい家庭への憧れや社会の底辺に生きる人々の姿を歌った情景が語られた。一息毎、続いて通しでの繰り返し実技指導後、男子2名女子2名の個人指導が行われ、休憩となった。
 第二講座はアクセントについて。課題詩2題「春夜洛城に笛を聞く」と「九段の桜」を教材に、詩文の読み方と頭高、平板とアクセントについてのご指導があり大木先生の素晴らしい吟に続いて丁寧な一息ずつのご指導と合吟がなされた。講義の途中で雷が鳴り響くという一幕もあったが、動ぜず熱心な講義が続いた。女性4名の個人指導の登壇者には高段の方も居られたが、余韻の引き方や強弱緩急の声の出し方等を、会場の人達にも分かり易くご指導がなされた。
 予定の時間に講義は終了し閉会の辞の後、旧新神戸岳風会会長留松岳涌先生の音頭による万歳三唱が行われた。帰途についた時は、朝からの雨もようやく止み加減であった。

(広報部)

2022年11月23日

令和4年度 第三ブロック吟詠大会

令和4年11月20日

 10月16日の第一ブロック吟詠大会に続いて、11月20日(日)第三ブロック吟詠大会が兵庫県中央労働センターにおいて開催された。新第三ブロックもまた旧第三ブロックと旧第六ブロックが昨年7月1日に統合し、今回がその第一回の記念となる大会である。
 定刻、全員起立と拍手で本部役員と他ブロック長の来賓の方々の入場を迎え、司会による開会宣言に続き、国旗礼拝、国歌斉唱、物故者に対し黙祷、朗詠合吟と会詩合吟を経て、大会副委員長島谷岳曄副ブロック長の開会の辞の後、会員吟詠がスタートした。一般会員の吟詠が終了した後、大会委員長嶽 岳伸ブロック長と、吉田岳頌会長のご挨拶があって昼食休憩となった。
 午後の部は「四季折りおり」と題する構成吟から再開された。折々の美しい光景の中に、人とともに織り込んで溶けてゆく日本の四季。春の気配から梅、桜、盛夏、夏山、中秋、雪と季節の移ろいにちなんだ詩が吟じられ、最後は全員での唱歌「故郷」の合唱で閉じられた。
 休憩を挟み、支部長、師範代、師範、副ブロック長、ブロック長吟詠と続き、他ブロック長による来賓吟詠、本部役員吟詠、立脇岳堯常任顧問吟詠、吉田岳頌会長の吟詠の後、齊藤岳翠大会相談役の閉会の辞と岩野岳照名誉会長の音頭による万歳三唱をもって吟詠大会は盛会の内に終了した。

(広報部)

2022年11月20日

令和4年度 俳諧歌講習会

令和4年11月10日

 コロナ禍のため、令和元年以来3年ぶりに公益社団法人日本詩吟学院の近畿地区認可団体共催による「俳諧歌講習会」がホテルアウィーナ大阪の四階「金剛の間」において開催された。定刻午後1時に開会が宣せられ、修礼と朗詠合吟のあと近畿地区担当理事 浪速岳風会会長 須江岳悦先生の開講の辞で講義は開始となった。今回も講師に総本部最高顧問の濵 岳優先生を迎えての講習。
 講習1の課題は 「十六日桜」名だゝる桜見んと 一茶
 濵先生の模範吟に続いて、一息毎の実技指導を繰り返し、続いて通しで指導。受講者は皆マスク着用ではあるがそこは諸先生の面々、会場に吟詠が響く。
 文字を読むのではなく、文字に感情を込め言葉として声に出す。十人十色の吟そのものは良いが、自分が感じないと人は感動しない。
 講習2の課題は 降りしける 一茶
 余韻の引き方、緩急等、注意する点に関するお話を聞きながら、実技指導が繰り返された。
 休憩を挟み、男性女性に分かれて両課題を再度合吟し、次に個別指導に移った。
 個別指導は、近畿地区認可団体より各1名が指名され、濵先生より計12名の一人ひとりに対し指導がなされた。兵庫中央岳風会よりは、山本正岳先生が受けられた。
 最後にもう一度全員で合吟を行い、総本部相談役 松田岳扇先生の閉講の辞で講習会は閉会となった。

(広報部)

2022年11月10日

ふれあい文化の祭典 ひょうご吟剣詩舞道祭

―女子チーム 堂々の優勝、男子チームも3位に―

令和4年10月30日

 山野がすっかり秋めいて来た10月30日(日)、ふれあい文化の祭典「ひょうご吟剣詩舞道祭」が昨年9月に開館したばかりのアクリエひめじ大ホールにおいて開催された。
 午前10時、開会が宣せられ連盟歌を合吟。競吟注意事項説明の後、早速合吟競吟が開始された。合吟チームは15名構成で、県下各流派から男子は10チーム、女子は9チームが参加。男女とも2組に分かれて競い、各組上位3チーム合計6チームが決勝に進む。日本詩吟学院岳風会兵庫県連合会チームは、当然の如く男女とも決勝へと駒を進めた。
 続くプログラムは令和4年度の「優秀者吟詠発表その1」「剣詩舞発表」で、吟詠、剣舞共に「幼年の部」で優勝した齊藤柚璃ちゃん(齊藤希風さんのお嬢さん)が、張りの有る声でしっかりと吟じ、剣舞も堂々として大変可愛い姿だった。
 昼食休憩が済んで、式典(司会 小野岳礼先生)では、兵庫県知事と姫路市長(ともに代理)並びに山岡哲山兵庫県吟詠連盟会長の挨拶が有り、吟詠連盟からは吟功賞が5名に、吟剣詩舞道連盟からは剣詩舞功労賞が3名に授与されて終了した。
 地元姫路吟剣詩舞道連盟の会員による企画構成番組は、姫路城にまつわる故事で綴った「悠久の名城姫路城 禽鳥伝説を綴る」。慣れ親しんだ詩や馴染みの無い詩などを織り込んだ興味深い構成吟であった。
 プログラムも進んで合吟競吟の決勝吟詠。抽選の結果、男子は出番3番、女子は11番(女子の5番目)で出番に不足は無い。発表を待つ迄もなく期待が持てた。
 決勝結果発表前の「優秀者吟詠発表その2」には令和4年度県連一部準々吟士権者の横山寿恵さんと第4位の土居圭子さんが優秀の吟を披露された。
 続く企画構成番組「詩仙 李白」は出吟者全てが兵庫県吟詠連盟第二部歴代吟士権者で、物語もさることながら、全ての吟が聴きごたえの有る構成吟だった。
 役員吟詠も済んでいよいよ合吟競吟の結果が発表された。「男子3位、日本詩吟学院岳風会兵庫県連合会」。「うん、良し。う~ん、残念」複雑な気持ち。男子4・5・6位の発表に続き、「女子優勝、日本詩吟学院・・・」名前を最後まで読み終わる前に、「ウォ~、やった~!」の歓声。平成30年以来の優勝を飾った。
 祭典は午後5時少し前に万歳三唱して閉会。女子の優勝祝賀と、来年の男女同時優勝を誓い合う為、懇親会の場へと向かった。

 (広報部)

2022年10月30日

第132回 全国吟道大会

 令和4年10月16日

 公益社団法人日本詩吟学院主催「全国吟道大会」が令和4年10月16日(日)、杜の都仙台サンプラザホールにおいて開催された。兵庫中央岳風会からは吉田岳頌会長、留松岳涌、松浦慶岳、三宅勁岳の4名の先生が参加した。
大会は午前11時30分に開会し、開催地代表(宮城岳風会会長)による歓迎の辞に始まって式典へと移り、国旗修礼、国歌斉唱、朗詠合吟、開会の辞と続き、その後に全国各地区認可団体の会旗入場となる。会旗入場の受付が午前10時の為、予定時刻の12時過ぎまで旗手(松浦慶岳)と副旗手(三宅勁岳)は、会場の外で待たされる事2時間強。会旗入場して壇上に置き、式典終了時の回収まで再び会場外で待機。その間も式典は大会会長田邉岳璋先生挨拶、宮城県知事並びに仙台市長の祝辞、功労者表彰と続き、最後に大会会長が「明治天皇御製 あさみどり」を謹詠されて終了した。
 続く各地区からの参加者による合吟は、先導者のみ壇上に上がり他の参加者はそれぞれの席でマスクを着けたままでの合吟。近畿地区は「河内路上」を大阪岳風会佐川岳彪先生の先導で合吟した。吟詠のプログラム2つ目は各地区予選を勝ち抜いた17認可団体による「競吟決戦(合吟)」で、近畿地区は新大阪岳風会の男女2組が出吟した。
 東北地区代表吟者による「芭蕉『奥の細道』を往く」と題した構成吟は、旅立ちから最終の地、大垣に至る迄の紀行文と俳句を吟詠によって綴られていた。特に紀行文の吟詠は素晴らしく、幾日も練習を積んで来られた事であろうと感心させられた。最後は芭蕉最後の句「旅に病んで夢は枯野を駆け巡る」で締められた。
 その後、役員吟詠、次回開催地代表挨拶、競吟表彰式と進み、大会副会長真島岳元先生による閉会の辞で大会は終了した。

令和4年度 功労者表彰(兵庫中央岳風会)
 功労者の部  辻村岳邑
 寿九十歳の部  岩城岳敍、中川岳朋、熊岡岳真 

(広報部)

2022年10月16日

令和4年度 第一ブロック吟詠大会

令和4年10月16日

 昨年7月1日に旧第一ブロックと旧第四ブロックが統合し新第一ブロックが発足した。新生第一ブロックの第一回目となるブロック吟詠大会が10月16日(日)兵庫県中央労働センターにて開催された。旧第一ブロックは平成30年、旧第四ブロックは令和元年以来の久方ぶりの大会である。
 定刻兵庫中央岳風会の本部役員と他ブロック長の来賓入場を拍手で迎え、司会による開会宣言、物故者に対し黙祷、国旗修礼、国歌斉唱、朗詠合吟と会詩合吟の後、大会副委員長岩井路岳副ブロック長の開会の辞に続いて、会員吟詠が開始された。途中休憩を挟んで一般会員の吟詠が終了した後、大会委員長奥田岳鈴ブロック長と、仙台での総本部主催全国吟道大会に参加されている吉田岳頌会長の代理として小野岳礼副会長よりご挨拶があって昼食休憩となった。
 午後のプログラムの最初は構成吟。「詩歌で彩る わがまち兵庫」と題し、明石の地にちなんだ「和歌 天離る」より始まり、垂水、須磨、生田をたどり、「神戸八景」と最後は出吟者一同での「大楠公」の合吟で幕となった。
 プログラムは、ブロック支部長、師範代、師範、副ブロック長、ブロック長、ブロック相談役、ブロック顧問吟詠と続き、兵庫中央岳風会の他ブロック長による来賓吟詠、本部役員吟詠、立脇岳堯常任顧問の吟詠の後、大会副委員長妹尾岳章副ブロック長の閉会の辞と岩野岳照名誉会長の音頭による万歳三唱をもって吟詠大会は終了となった。
 今月10月1日に旧新神戸岳風会との統合がなされ、新たに第四ブロックとして編成された。これに伴い今回長尾修岳第四ブロック長が出席された。また会場には数名の旧新神戸岳風会の先生方のご来聴があった。

(広報部)

2022年10月16日

兵庫中央岳風会 「婦人部吟行会」

令和4年10月10日

「秋の自然一杯の中でしい茸狩りとその後の炭焼きバーベキューを楽しみませんか」の美句を誘い文句に、令和4年10月10日婦人部主催の吟行会が「しい茸園有馬富士」にて開催された。婦人部は令和3年度より兵庫中央岳風会の他の専門部と同じ扱いの組織となり、甲斐志岳先生を部長に活躍されております。令和3年度の吟行会は新型コロナの影響で中止。また例年の吟行会は貸切りバスを利用していますが、今回は「たまに電車に乗りながら行ける所」を探された模様。今年10月に入ると気温は下がり前日からの雨が心配されましたが、当日の朝は所々青空も見える曇り空。神戸市の気温20℃、「しい茸園」のある三田市は19℃であった。集合場所は神戸・宝塚・現地の3ヵ所で、神戸からは新開地集合、担当者には早い時間から待機して参加者の誘導にあたって頂いた。神戸電鉄で三田へ移動、電車の窓からは少し色づきかけて雨に洗われた山々が美しく、田には稲穂がゆれてお喋りに花を咲かせながらの道中であった。
三田でJRに乗換え新三田で下車、駅前から「しい茸園有馬富士」と書かれた送迎バスで現地へ向かい、屋根付バーベキュー会場で集合。7~8名ずつのテーブル席は皆が楽しめるように配慮がされていました。

婦人部長 甲斐志岳先生よりご挨拶があり、参加者37名欠席者も無く、10月から兵庫中央岳風会と統合した新神戸岳風会の皆さんが、淡路島より6名参加して頂いている旨の紹介と歓迎の意が表されました。続いて兵庫中央岳風会会長 吉田岳頌先生のご挨拶があり、各自のこれからの健勝と、全員の協力で甲斐部長を引き立てるように!!とのご挨拶があり、続いて婦人部役員6名の紹介では、長年婦人部でご活躍の人と若い人の姿は半々で兵庫中央岳風会の未来が明るく見えました。

足の悪い人が転倒しないように若い部員さんが支えながらジャリ道を進み、本番のしい茸狩りが始まる。小さな籠を手に、見事に組まれたほだ木に鈴なりのしい茸をもぎ取りながら「この感触初めて」とか「柔らかい」と感嘆の声が聞こえます。「自分の食べる分だけとるのだよ!!」の声を聴きながらも皆さん籠一杯に詰めてまだ手が伸びている人も…。童心に帰り収穫を楽しんだ後バーベキューが始まる。牛肉・鶏肉・こんにゃく…。しい茸は摘んだものをおしげなく火に乗せる。テーブルにはおひつ一杯に美味しい「しい茸炊き込みご飯」が置いてあり好評であった。
お腹一杯になったところでビンゴゲームが始まる。吉田会長が大きな声で「何バ~ン」と当たり番号を叫ぶと「何番にして~」と和気あいあいに時が過ぎて、野菜みじん切りカッターや折りたたみバケツ等の景品を手に笑顔がほころぶ。

終盤の万歳三唱は理事長の松浦慶岳先生の音頭で閉められ、お土産用のしい茸を痛まないように大事にしながら14時頃の送迎バスに乗り込んだ。
婦人部役員の努力によって、参加者は今日一日楽しく、事故も無く帰路についた。

 (広報部)

2022年10月10日

文部科学大臣賞 第七十七回第二部(指導者の部) 吟士権者決定詩吟大会

令和4年10月2日

全国の八百万の神々が出雲大社に集まって神事を話し合うと言う、神無月(10月)の2日(日)、愛国詩吟総連盟主催吟士権者決定詩吟大会(指導者の部)が尼崎アルカイックホール、同オクトの2会場において開催された。当日は晴天に恵まれ、新型コロナも収まり始めて、愛知県以西15府連県連大会を勝ち抜いた指導者201名(欠席13名)がこの大会に臨んだ。兵庫中央岳風会からは第一会場に東岳彗先生と松浦慶岳先生が、第二会場に留岡岳優先生(元新神戸岳風会)の3名が出吟された。
 出吟者は流石に府連県連を代表する先生方ばかりで、課題詩が律詩であるにも拘わらず誤読や絶句は殆どなく、決勝出場を目指しての熱吟が続いた。決勝には両会場第一組~第四組、計8組から上位各2名、合計16名の優秀吟者が選出され、改めて吟を競う。兵庫県から4名(松浦慶岳先生他)、その他大阪府8名、京都府2名、奈良県1名、広島県1名が今年度の吟士権を競った。吟題は直前の本選とは異なる課題律詩から選ばなければならない。出吟出番抽選後16名の競吟が終わって、結果発表迄の間に決勝名誉審査員(大会常任顧問)山岡哲山先生の講評があった。その中で特に印象に残ったのは3点。一つ目は「間が大切。間の抜けた吟に為らない様に」。二つ目は「頭の子音は伸ばさない。時を“とーき”、雪を“ゆーき”等」。三つ目は「発声音が残っている間に口を閉じない。“あうん”とか“おうん”と聞こえる」。講評の後、各組の入賞発表に続いて決勝結果発表となり、当会の松浦慶岳先生が見事準々吟士権者(3位)に入賞された。因みに吟士権者は吟道摂南流七五三(しめ)摂天先生(兵庫県)が獲得された。
 表彰式後の閉会の辞、万歳三唱、記念撮影など全てが終了した時は午後8時少し前であった。

兵庫中央岳風会の成績は次の通り。(敬称略)
 準々吟士権者 松浦慶岳

(広報部)

2022年10月02日

兵庫中央岳風会 令和4年度 臨時総会

「新神戸岳風会統合を承認」

令和4年9月25日

 9月25日(日)午後0時15分より神戸木材会館大ホールにて「新神戸岳風会統合の件」を議題として 兵庫中央岳風会 令和4年度 臨時総会が開催された。

 新神戸岳風会は現在110余名の会員を擁して、兵庫中央岳風会とともに公益社団法人日本詩吟学院認可の県下5団体の一角を占め、当会とは従前より姉妹団体としての交流関係にあった。少子高齢化と趣味の多様化により詩吟愛好者が漸減する情勢に対応する為、かねて当会と新神戸岳風会との統合が協議されてきたが、今般、公益社団法人日本詩吟学院(総本部)の理事会の承認決議を経て本臨時総会への上程となったもの。

 定刻に司会の小野岳礼副会長により臨時総会成立が宣せられ、齊藤岳翠副理事長の先導による国家斉唱、朗詠及び兵庫中央岳風会会詩合吟の後、議長に松浦慶岳先生を選出、書記には事務局員の高田敬岳、西村秀風両氏が指名され議事に入った。

吉田岳頌会長より本件統合に関する今春来の経緯について経過説明があり、合わせて統合期日を令和4年10月1日とすること、新神戸岳風会は兵庫中央岳風会の第四ブロックとして編成することが提案され、審議の結果いずれも満場一致で承認された。書記解任、議長解任の後、西田岳凛副会長が閉会の辞があり、岩野岳照名誉会長の万歳三唱で臨時総会は終了した。

(広報部)

2022年09月25日

文部科学大臣賞 第七十七回 愛国詩吟総連盟主催 第一部(一般の部)吟士権者決定詩吟大会

令和4年9月18日

 迫りくる台風14号の影響が心配された9月18日(日)、幸いにも時折強い風は吹くものの雨は降らずの天候の中、尼崎市のアルカイックホールおよびアルカイックホール・オクトの2会場において、愛国詩吟総連盟主催の「第77回 第一部(一般の部)吟士権者決定詩吟大会」が開催された。
 出場者登録総数は379名。ただ台風のためか四国や遠方からの方等合計60名の欠席者があった。我が兵庫中央岳風会よりは、今年7月31日に開催された「県連一部本選」においての決勝出場者4名と上位入賞者3名および昨年以前に県連一部吟士権者となられた2名を合わせて9名の出場登録であったが、諸事情により2名が欠席で結果7名が出場した。
 大会はコロナ禍を考慮し、国歌斉唱と連盟賛歌合吟を心の中で吟じ、続く昨年の吟士権者である当会の松浦慶治さんよりの優勝旗返還で始まり、開会の辞、審査員紹介、実施要項説明があって競吟が開始された。
 出場者は2会場それぞれ4組に分かれ、全8組のそれぞれ上位2名の計16名が決勝吟詠進出者として発表され、改めて律詩の課題詩による決勝吟詠が行われた。兵庫中央岳風会からは2名がこの決勝に進出した。
 特別審査員の作曲家・シンセサイザー奏者である小野尊由先生の講評を頂き、各会場の入賞者発表、続いて決勝吟詠の成績発表があり、表彰式、閉会の辞、萬歳三唱、記念撮影を経て午後8時少し前に散会となった。

兵庫中央岳風会の成績は以下の通り。(敬称略、入賞者名は出吟番号順)
  準々吟士権者    久田雅美
  上位入賞(11位) 横山寿恵
  入 賞       矢野延子  豊田恵子  土居圭子  濵谷良子

(広報部)

2022年09月18日

ポストコロナ 兵庫県吟詠フェスティバル

 令和4年9月4日

 晴天の9月4日(日)午後、表題の吟詠フェスティバルが兵庫県舞台芸術団体フェスティバル参加事業として兵庫県立芸術文化センター(阪急中ホール)において開催された。道中が30度を超える熱暑にも関わらず、会場は開演時刻の午後2時30分より随分早くから兵庫県吟詠連盟の会員を主とする吟詠愛好家で埋め尽くされた。
 フェスティバルの演目は「頼山陽の生涯」と題した構成吟で、母静子が山陽の生誕(安永9年、1780年)から53年の生涯を終える(天保3年、1832年)迄の足跡を懐かしく語る形で進められた。出演者は兵庫県の歴代二部吟士権者および吟詠連盟幹部の有志と「令和3年度ふれあいの祭典合吟競吟の部」での男女優勝及び準優勝した4団体で、兵庫中央岳風会からは連吟に菅岳梢先生、合吟には岳風会兵庫県連合会男子のメンバーとして松浦慶岳先生はじめ8名が出演した。
 構成吟は大坂江戸堀に生まれ広島へ移り住んだ山陽が、病弱ながら10才で「論語」を卒業し、12才の時には「易経」を修了するなど秀才ぶりを発揮した事、又14才で漢詩「述懐」を作詞して世間を驚かせた事などが語られ進行して行く。江戸に出て「昌平黌」に学び、帰郷後脱藩して監禁生活を余儀なくされた山陽は、これが解けて九州を遊歴。その後幾度か母静子を伴って京や鳥羽、伊勢への旅に出て、私達に馴染みの深い「母を奉じて嵐山に遊ぶ」や「冑山の歌」などの詩を作っている。構成吟の終盤では、後に尊王攘夷運動に影響を及ぼしたと言われる歴史書「日本外史」を編纂した事が語られ、最後は母を想って作られた「母を送る路上の短歌」を菅岳梢先生と山岡桜山先生の連吟で締められた。なお、連吟の終盤になって構成吟に出演された吟士権者と連盟幹部が再登場されてフィナーレとなった。

(広報部)

2022年09月04日

令和4年度秋季  第134回資格審査会

令和4年8月27日

残暑の厳しい8月27日(土)、兵庫中央岳風会秋季第134回資格審査会が神戸木材会館5階大ホールにて、無級~七段の受審者58名(申込ベース)の参加の下で開催された。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、令和2年度は春季・秋季とも、令和3年度も秋季資格審査会は中止となっている。令和4年度春季資格審査会は予定通り開催されたが、秋季の資格審査会としては今回3年振りの開催となった。

自治体からの行動制限は課されていないが新型コロナ第7波の感染者数は依然高水準にあり、本審査会も演壇や審査員席、役員席の飛沫防止フェンスを設置や、受審者毎にマイクカバーの交換等々感染防止対策を徹底した形での開催となった。尚、今回より高段・伝位者については課題詩の抽選が再開された。

午前10時開吟、国歌斉唱、朗詠・会詩合吟、西田岳凜審査委員長の開会宣言に続く吉田岳頌会長の挨拶の後、無級より順次審査が開始された。受審者はマスクの着脱やマイクカバーの装着等通常とは異なった手順となる為、出吟者の状況を確認してから前奏を開始するなど大会役員による一定の配慮の下で、各自日頃の練習の成果を精一杯披露した。

 コロナ禍の資格審査会の恒例に従い、審査会終了後の審査委員長の講評は省略。各級・段・伝位の審査が終了する毎に審査委員長より受審者の合否結果を発表し、入賞者は後日伝達されることとなった。

午後3時半には審査日程は全て終了、齊藤岳翠審査部長の閉会の辞、嶽岳伸審査会総務の音頭での萬歳三唱にて資格審査会は無事散会した。
本部役員並びに審査員の先生方、お世話担当の第三ブロックの審査会役員の皆様ありがとうございました。  

(広報部)

2022年08月27日

令和4年度 第七十二回 第一部(一般の部)兵庫県吟士権者決定吟詠大会

令和4年7月31日

 令和4年7月31日(日曜日)「第七十二回兵庫県吟士権者決定吟詠大会」が尼崎市総合文化センターで開催された。本大会は3月に始まる第1次予選から、2次、3次予選を勝ち抜いた県下各流派の322名が出場登録され、12名の決勝吟詠出場者には、当会より齊藤有貴さん、横山寿恵さん、豊田恵子さん、土居圭子さんの4名が進出、横山寿恵さんが準々吟士権を獲得された。当会では昨年の吟士権者に白尾道雄さんを輩出しており、今年も快挙の慶びに沸いた。

兵庫県吟士権者決定吟詠大会は、アルカイックホールとアルカイックホール・オクトの2会場にて開催。会場ごとに前半の部、後半の部から3名ずつ選出された決勝出場者12名は、1部決勝吟の課題詩(律詩)を競い合って、吟士権者(1位)、準吟士権者(2位)、準々吟士権者(3位)が選出される。また4位から12位迄の順位も発表された。引き続き愛連に出場できる上位入賞者(50名)と一般入賞者(66名)が発表された。この度、各々の目標を目指して集結された出場者達はアルカイックホールの金屏風の前で吟じた体験に大きな誇りを持たれた事だろう。また、80歳以上で本選へ臨まれた50名には「敢闘賞」が渡され、当会より島本清晴さんが表彰された。高齢化社会にあっていずれも会員数が減少傾向にある中、現在の2会場にての開催が危ぶまれる心配もあるようだ。
新型コロナの変異株は次々に感染拡大と収束を繰り返し現在は第七波が急拡大。ウクライナ戦争・円安・物価高と世情は混とんとしている中、出場者には自身が感染、濃厚接触、あるいは感染予防の為欠場された方もありで、主催者側は感染防止に声を高くし、出場者は感染防止対応に手慣れた様子も見られ、精鋭揃いの会場はレベルの高い熱気のこもった競吟が繰り広げられた。

 兵庫中央岳風会の入賞者(敬称略、上位入賞、入賞者名は出吟番号順)
 準々吟士権者(第3位) 横山寿恵
 第4位        土居圭子
 第7位        豊田恵子
 第8位        齊藤有貴
 上位入賞       前田 修  矢野延子  濵谷良子
 入  賞       黒田澄世  伊藤喜一郎  近藤裕子  葮田 留美
            魚住絹子  池内寛幸  廣岡清治
 敢闘賞(80歳以上) 島本清晴

(広報部)

 

2022年07月31日

令和4年度「ふれあいの祭典 ひょうご吟剣詩舞道祭」合吟競吟練習を開始

令和4年7月9日

 今年の「ふれあいの祭典 ひょうご吟剣詩舞道祭」は10月30日(日)に「アクリエひめじ」にて開催が予定されているが、それに先立って9月4日(日)に「兵庫県立芸術文化センター」において「ポストコロナ兵庫県吟詠フェスティバル」が催され、ここに昨年のふれあいの祭典 合吟競吟で準優勝に輝いた岳風会兵庫県連合会男子チームが出場することとなった。このため例年より少し早めの7月9日(土)の夕刻、兵庫県中央労働センターに集まり1回目の練習が行われた。
 昨年に引き続き今回も男子、女子1チーム各15名で、女子チームの指導には小野岳礼先生が当たられ、ふれあいの祭典 予選吟題の「望立山」を発声と読みから始め、一節ごとの繰り返しの練習となった。
 男子チームの指導担当は吉田岳頌先生。この日は「ポストコロナ兵庫県吟詠フェスティバル」の課題詩である「八幡公」をこれまた念入りな心を込めた練習が繰り返された。
 7月にもう1回と9月、10月に各2回、計6回の練習を経て本番に臨むこととなる。

 出吟者(兵庫中央岳風会関係者のみ記載 順不同)
  男子  松浦 慶治、前田  修、木村 正弘、島本 清晴、井上 景輔、
      西村 秀俊、吉川 隆紹、凪  竜輔
  女子  大森寿美子、濵谷 良子、豊田 恵子、矢野 延子、黒田 澄世、
      横山 寿恵、久田 雅美、土居 圭子、眞野 優子

(広報部)

2022年07月09日

令和4年度 第69回 第二部(指導者の部)兵庫県吟士権者決定吟詠大会

令和4年7月3日

 今年の梅雨は早々と6月28日に明け、その後昨日まで日本列島は連日猛暑に見舞われたが、近づきつつある台風4号の影響で時折小雨模様で暑さも少し和らいだ7月3日(日)、兵庫県吟詠連盟主催の第二部 指導者の部 兵庫県吟士権者決定吟詠大会が開催された。
 会場は、第一会場 兵庫県中央労働センター、第二会場 兵庫県民会館九階、第三会場 兵庫県立のじぎく会館、第四会場 神戸木材会館の4カ所で、出吟登録者数は、日頃組織の運営並びに後進の方達の指導に当たっておられる兵庫県吟詠連盟所属諸流派の先生方合計259名。第二部 指導者の部の指定吟題は律詩で、吟への永きにわたる修錬の成果が8行の詩に思いを込めて披露された。
 各会場における競吟の結果、4会場の前半及び後半の部成績上位者各2名、合計16名が第一会場に集結し、指定吟題10題より吟題を変えて決勝吟詠に臨み、今年度の吟士権者、準吟士権者、準々吟士権者を決定した。当会よりは松浦慶岳先生が決勝に進まれた。ただ惜しくも途中絶句があり、第14位となられた。
 午前10時に開会された大会は、表彰式、閉会の辞、万歳三唱を経て午後6時に散会となった。

 兵庫中央岳風会の成績は次の通り。(敬称略、入賞者名は出吟番号順)
  第14位  松浦慶岳
  上位入賞  東 岳彗
  入  賞  島谷岳曄  岡田興岳
        甲斐志岳  大森岳寿
        三宅勁岳

(広報部)

2022年07月03日

県連一部本選出場者激励会

令和4年6月26日

 令和4年6月26日午後、神戸木材会館大ホールに於いて兵庫県吟士権者決定吟詠大会(一般の部)に出場が決定している兵庫中央岳風会会員30名の本選での活躍を願って「県連一部本選出場者激励会」が開催された。
新型コロナウイルス感染症は、兵庫県では2月10日をピーク(6577人)に減少に転じ、最近は可成り落ち着いている。一昨年は予選も含めて大会が中止、昨年は二次予選が中止となったが、今年は全予選が滞りなく開催された。とは言え会場内でのマスク着用、手指のアルコール消毒徹底、吟者用マイクにカバーの着脱など、コロナ対策は徹底されていた。
激励会は、菅岳梢副理事長・渉外部長の「はじめのことば」で始まった。吉田岳頌会長からは励ましと期待を込めた「挨拶」を頂戴し、3回の予選を勝ち抜いてきた出場者は会長はじめ当会全会員の期待に応えるべく本選に臨む課題詩を熱吟披露した。最後に松浦慶岳理事長の講評を含む「おわりのことば」があって激励会は終了した。
                                     
1、兵庫県吟士権者決定吟詠大会(一般の部)
    開催日  令和4年7月31日(日)
    会場   尼崎市総合文化センター あましんアルカイックホール
                     あましんアルカイックホール・オクト

2、同上出場者氏名(敬称略、数字はブロック)
①濱田 明子 ①白尾美津子 ①豊田 恵子 ①魚住 絹子 ①濵谷 良子
②田中 育美 ②井上 景輔 ②本西 貞光 ②横山 寿恵 ②廣岡 清治
②黒田 澄世 ②山田美惠子 ②葭田 留美 ②北田 俊二 ②徳永 博義
②澤田 泰弘 ②川内 久明 ②凪  竜輔 ②森田 尚子 ②眞野 優子
②高濱 晴佳 ②伊藤喜一郎 ②田原  曻 ②矢野 延子 ②前田  修
③池内 寛幸 ③近藤 裕子 ③島本 清晴 ③土居 圭子 ③齊藤 有貴
                               以上 30名

2022年06月26日

令和4年度 全支部長会議

令和4年6月19日

6月第3日曜日の父の日、神戸木材会館大ホールに於いて兵庫中央岳風会令和4年度全支部長会議が、本部役員及びブロック長全員と支部長33名の出席の下で開催された。「全支部長会議」は当会の更なる発展を目的に、本部役員と支部長が、当会の運営方針や活動についての意思疎通を図るとともに、一般会員からの本部に対する要望や意見の吸い上げの場として位置づけられている。
2年余に亘るコロナ過の為、当会の各種行事も中止や縮小開催を余儀なくされてきたが、コロナの感染状況の小康とともに各種行動規制が撤廃されつつあり、本会議も3年振りに再開されることとなったもの。感染予防の観点から当日は出席者全員がマスクの着用と、飛沫防止フェンスの持参を要請され、また密回避を目的に積極的な参加勧奨は見送られた結果、支部長の参加は75支部の内約半数に止まった。
総合司会小野岳礼副会長による開会の辞に続いて、国旗礼拝、国歌斉唱、朗詠及び兵庫中央岳風会会詩の合吟が出席者全員により行われた。吉田岳頌会長の挨拶の後、松浦慶岳理事長の司会進行により議事が開始された。
本年2月の定期総会の開催は中止された為、書面にて承認された総会議案のうち、昨年度の「事業・主要活動に関する報告」、「専門部報告」、「会計報告」が西田岳凜副会長と各専門部長並びに正会計より改めて支部長への詳細説明が行われた。
その後、本年度の「運営方針」について松浦理事長より説明があり、また吉田会長から「支部会員増員・会員の慰留」につき支部長に対し協力要請がなされた。
引き続いて、「支部運営上の諸問題」や「本部に対する要望・意見」について出席支部長に発言が求められたが、特段の問題提起や要望事項の意見開示はなされなかった。
西田副会長の閉会の辞、参会者全員による万歳三唱にて本年度の全支部長会議は散会となった。

(広報部)

2022年06月19日

吉田岳頌先生会長就任祝賀会

令和4年5月29日

 昨年9月26日の臨時総会において兵庫中央岳風会会長に就任された吉田岳頌先生の会長就任祝賀会が、5月29日夜、湊川神社 楠公会館 青雲の間にて盛大に開催された。本来であれば昨年の間に催されるところ、新型コロナウイルス禍のため今年に延期されて第6波のまん延防止重点措置解除を待っての開催となった。
 午後5時半には師範代以上79名の参加者が祝賀会会場に集合して写真撮影が行われ、予定通り午後6時理事長松浦慶岳先生の司会で第Ⅰ部「式典」が挙行された。式典は朗詠合吟、兵庫中央岳風会会詩合吟で幕を開け、副会長小野岳礼先生の挨拶、名誉会長岩野岳照先生の祝辞と続いた。副会長西田岳凛先生から記念品が、副理事長菅岳梢先生から花束がそれぞれ贈呈された。これらに応えて会長吉田岳頌先生から謝辞が述べられた。その中で岩野岳照先生と常任顧問立脇岳堯先生の臨席を感謝され、また会長就任時には入会時より師事された故福島岳忍先生の墓前に就任を報告されたとの事。式典の最後は、祝吟・祝舞「祝賀の詩」。豊田昌岳先生と久田柊風さんの息の合った連吟の下、奥田岳鈴先生の見事な舞が披露された。
 第Ⅱ部「祝宴」は立脇岳堯先生の乾杯のご発声で和やかに始まった。通常であれば先生方による出し物披露やカラオケ大会となるところだが、新型コロナが収って来てはいるもののまだまだ恐怖少なからず、今回はマスクを着けたり外したりの中、出来る限り声を潜めて(?)の会食懇親となった。吉田岳頌会長が各テーブルに飲物を注いで回られて懇談が続く内に瞬く間に時は経って閉宴の時刻が近づき、立脇岳堯先生の音頭による萬歳三唱でお開きとなった。

(広報部)

2022年05月29日

令和4年度 第40回 兵庫県壮年吟詠コンクール大会(一般二部)

 

令和4年5月22日

好天に恵まれた5月22日、先週の壮年三部に続いて兵庫県中央労働センターにて兵庫県吟剣詩舞道総連盟並びに兵庫県吟詠連盟が主催する壮年吟詠コンクール大会(一般二部、55才~69才)が開催された。又これに先立って少年部吟詠大会も同会場において開催された。近時の詩吟愛好家の減少に加えて更なる高齢化の波により、今大会はついに1会場だけでの開催であった。余談ではあるが10年前のこの日、東京スカイツリータウンがオープンしている。
少年部大会の幼年の部には齊藤岳翠先生のお孫さん(剣舞教室との関係で瑞鳳流)の齊藤柚璃さんが出吟され、見事優勝された。壮年二部には兵庫中央岳風会から5名がエントリーしていたが、2名欠席で出吟者は3名。真に寂しい事ながら、当会会員数の減少と高齢化の波がこの数字にも表れている。
午前の部、午後の部それぞれの終了後、上位各4名が発表されて、計8名が改めて優勝を競い合った。優勝は兵庫東播岳風会の清水昌子(煌岳)先生でした。なお決勝出場者の8名は、8月11日大東市立市民会館にて開催の全国吟詠コンクール近畿決勝大会に出場される。

兵庫中央岳風会の成績は次の通り。(敬称略)
 上位入賞 齊藤みどり(岳翠) 
 入賞   濵谷良子(良岳)

(広報部)

2022年05月22日

第四十回兵庫県壮年吟詠コンクール大会(一般三部)

 吟道に親しむ一般人に、日頃の吟道精進の成果を競う場として、また、吟詠の向上発展に資する目的で開催される兵庫県壮年吟詠コンクール大会(一般三部)は、新型コロナの感染拡大の影響で令和二年度の三十八回と令和三年度三十九回は中止されたが、三年ぶりの五月十五日(日)四会場で開催された。
 令和四年五月の現在は経済を回復したい政府方針や世間も感染対策に慣れて社会活動も徐々に復活。連休の後も新規感染者の増加は抑えられている中で、第四十回の一般三部総出吟者は五二六名。一会場あたり百三十名程が兵庫県中央労働センター・兵庫県民会館・兵庫県立のじぎく会館・神戸木材会館の四会場で競われ、決勝競吟は第一会場の兵庫県中央労働センターで行われた。平成二十九年度の総出吟者は五会場の六二〇名であったので、五年で一会場の百名近くが減少したことになる。成績発表は前半・後半に分かれて行われた。コロナ禍にあって例年にはなかった体温測定や飛沫防止板・マイクカバーが用意され、感染防止の為に前半の成績発表の後は出来るだけの退席が促された。入賞者は一会場三十名で合計百二十名。上位入賞者は一会場八名で合計三十二名が選出された。各会場の前半二名・後半二名の上位四名ずつ計十六名は、近畿決勝大会への出場資格が得られる。各々の会場の審査が終了すると、三々五々兵庫県中央労働センターに集合して決勝競吟が行われた。岳風会からは、決勝に「漢江」を吟じられた兵庫東播岳風会の山本美生子さんが進出された。
 兵庫県中央労働センターは兵庫中央岳風会の世話会担当で、会場委員長 奥田岳鈴先生を中心に早朝から会場の設営や終日大会運営をお手伝いした。若い人のテキパキとした姿が頼もしく、三年ぶりとあって多少の混乱はあったが決勝を含めた大会運営は無事終了した。着物姿の出吟者も見られて、摂楠流・関西吟詩・哲山流・関心流・紫洲流等々いろいろな流派からの出吟者は、財団本部から毎年指定される一般課題詩十吟題より一題を選んで吟じられるが、出場資格七十才以上。吟声・発生・音程・アクセント(発音)・詩心・態度の厳しい審査内容に加え、吟詠タイムは二分以内で超過ブザーが鳴ると失格となる。第一会場では残念ながら誤読や絶句、超過ブザーに十数名が失格と判定された。
 ロシアの侵攻によるウクライナの戦禍や資源価格の高騰、さらには世界的な食料不安等諸々の暗いニュースの中ではあるが、今日吟じられた七十才以上の人達は、戦中・戦後の混乱期に生を受け、その後をたくましく生きて経済を盛り上げ、日本の伝統芸能である詩吟を守り育てながら継承し、他方、多くの友を得て来られたようで、会場を後にしながら、マスクで口元はふさいでも目は笑顔で「おめでとう」「お疲れさま」「また会おうね」と手を振って会場を後にする。明日も日本が平和であることを願いながら。

 兵庫中央岳風会の成績は次の通り    (敬称略、出吟番号順)
  上位入賞
   前田 修 矢野延子
  入賞
   澤田泰弘 甲斐諄子 黒田澄世 細川清志 五十田睦子 島谷陽子
   木村正弘 廣岡清治 西村秀俊 井本あけ美 大森寿美子 亀井廣志

(広報部)

2022年05月15日

令和4年度兵庫県連合会少年・青壮年部主催 親睦バーベキュー大会

令和4年4月29日

 新型コロナ第6波も漸く収束の兆しが見えはじめたゴールデンウィーク初日の4月29日(祝)、日本詩吟学院認可県下5団体(兵庫中央岳風会・兵庫県岳榕会・兵庫岳風会・兵庫東播岳風会・新神戸岳風会)の少年・青壮年部主催の「親睦バーベキュー大会」が、兵庫中央岳風会35名、姉妹会も含めて総勢86名の参加を得て、明石市の大蔵海岸公園バーベキューサイトにて開催された。本会は長らく続くコロナ過の影響もあって、令和元年以来3年振りの開催となりました。

当日はあいにくの雨模様で、10時半の集合時刻にはいつもは間近に望める淡路島も雲に霞んで見えないほどの本降り状態となった。会場のバーベキューサイトは屋根付きの全天候対応ながら、幹事さんに調達して頂いた肉類や野菜などの食材と飲み物の入った多数のダンボールを車から会場に搬入するのは傘を差しながらの作業となりました。

食材や飲み物を各テーブルに配り、コンロに火がついたところで、兵庫中央岳風会少年・青壮年部長の岩井路岳先生の開会の挨拶があり、乾杯の後バーベキューが開始されました。当会の吉田岳頌会長はじめ姉妹会の役員の先生方も多数参加され、またコロナ過でご無沙汰ぎみの吟友との再会もあって、そこかしこで発泡スチロールの皿と缶ビール片手に談笑の輪が広がり、和やかな楽しい時間を過ごすことができました。

宴もたけなわとなる頃,恒例のビンゴゲームがスタート。近頃はビンゴ用のアプリがあるとのことで、幹事さんがスマホ片手に数字を読み上げる度に歓声がわきました。ビンゴゲーム終了後に集合写真を撮り、全員で後片付けをして、バーベキュー大会は午後2時にお開きとなりました。朝からの雨はまだ降り続いていましたが、傘をさしながら参加者それぞれに家路または2次会へと急ぐことになりました。

(広報部)

2022年04月29日

第十三回兵庫県燦々優勝者決定詩吟大会

令和4年4月17日

 まん延防止等重点措置は3月21日で全面解除されたが、まだまだコロナとの戦いは続く中、兵庫県吟詠連盟主催の「第十三回兵庫県燦々優勝者決定詩吟大会」が4月17日(日)、兵庫県中央労働センターと兵庫県民会館九階の2会場において開催された。
 第一会場である兵庫県中央労働センターでは、先ず出吟対象者が義務教育期間中である小・中学生の「ジュニアの部」が行われ、これの終了後引き続き出吟対象者が75才以上(一般・指導者不問)の「シニアの部」が開始された。また第二会場の兵庫県民会館九階では、「シニアの部」のみが行われた。
 「シニアの部」競吟は出吟登録者数305名。昼食休憩を挟んで前半の部、後半の部と進められ、2会場とも前後半それぞれ3名の成績上位者合計12名が第一会場にて決勝競吟に臨み、優勝者、準優勝者、準々優勝者を決定した。岳風会からは、新神戸岳風会の山本正彦さんが決勝に進まれ、8位入賞を果たされた。
 午前9時30分に開会された大会は、表彰式、閉会の辞、万歳三唱を経て午後7時に終了となった。

兵庫中央岳風会の成績は次の通り。
(敬称略、出吟番号順)
 上位入賞 井本あけ美
 入  賞 東 景見 山田美惠子 清田義子 島谷陽子 島本清晴 三宅 武

(広報部)

2022年04月17日

令和4年度春季  第133回資格審査会

令和4年3月13日

晴天に恵まれて季節先取りの暖かさとなった3月13日(日)、兵庫中央岳風会春季第133回資格審査会が神戸市立ふたば学舎3階講堂において、無級~七段の受審者51名(申込ベース)の参加の下で開催された。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、令和2年度は春季・秋季とも審査会は中止、令和3年度秋季審査会も中止となり、今回は令和3年度春季審査会以来1年振りの開催となった。

年初来の新型コロナ(オミクロン株)第6波の感染拡大により、関西3府県には「まん延防止等重点措置」が適用中であり、本審査会もマスク着用は当然のこととして、演壇や審査員席、役員席に飛沫防止フェンスを設置し、受審者毎にマイクカバーを交換、また会場の密回避を図る等々感染防止対策を徹底した形での開催となった。

午前10時開吟、国歌斉唱、朗詠・会詩合吟、西田岳凜審査委員長の開会宣言に続く吉田岳頌会長の挨拶の後、無級より順次審査が開始された。受審者はマスクの着脱やマイクカバーの装着等通常とは異なった手順となったが、出吟者の状況を確認してから前奏を開始するなど審査会役員の配慮の下で各自精一杯の熱吟が披露された。

 会場の滞留を防ぐ為、審査会終了後の審査委員長の講評は省略し、入賞者の発表も後日行うこととされた。各級・段・伝位の審査が終了する毎に審査委員長より受審者の合否結果が伝えられ、受審者は審査終了後速やかに会場を退出することが奨励された。

 時節柄か欠席者も散見され、テープ審査の条件緩和もあり午後2時頃には審査は終了。齊藤審査部長の閉会の辞、岩井審査会総務の音頭での萬歳三唱にて資格審査会は無事散会した。
本部役員・審査員の先生方、お世話担当の第一ブロックの審査会役員の皆様ありがとうございました。  

(広報部)

2022年03月13日

令和4年度 吉田岳頌会長 新年互礼会挨拶

令和4年1月5日

明けましておめでとうございます。
名誉顧問 向田岳陞先生、名誉会長 岩野岳照先生は本日ご欠席でございますが、
皆様によろしくお伝え下さいとのご伝言を承っています。
先程、湊川神社本殿にて、玉串奉奠と会の発展と会員の健康祈願そして奉納吟を行って参りました。
巫女さんの舞に心新たに、そして身の引き締まる思いがいたしました。
日頃は本部行事に対しましてご理解・ご協力を戴きまして感謝申し上げます。
昨年、一昨年とコロナ禍の中、総本部並びに当会の事業は思う様に開催することが出来ませんでした。今年こそはと思って居りましたが、オミクロン株が増え、第6波が押し寄せて参りました。今年もコロナと共存しながら会の運営をして参りたく思います。
再来年には創立70周年記念吟道大会の開催を予定しています。
本年は、大会を年頭に来年の大会準備委員会の準備をしていきたいと思っています。
岳風会の全国の認可団体は、約170団体あり、認承団体も10団体余りあります。
近畿地区では会員減少が著しく、認可団体から認承団体へと移行したり、返上する団体が増えそうです。
当会でも年年会員が減少しており、高齢化に伴う会員減少が見受けられます。
今もう一度、会員増強にお力添えをいただき、会全体が楽しく明るく出来ますように、
私たち執行部は努力致す所存です。
本年も会員皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。

2022年01月05日

白尾道風さん 松浦慶岳先生 吟士権獲得祝賀会

令和3年11月21日

 令和3年度兵庫県吟詠連盟主催第一部一般の部兵庫県吟士権者決定吟詠大会において吟士権者となられた白尾道雄(道風)さん並びに、愛国詩吟総連盟主催第一部一般の部吟士権者決定詩吟大会において吟士権者となられた松浦慶治(慶岳)先生の吟士権獲得祝賀会が、11月21日兵庫中央岳風会の主催にて、湊川神社楠公会館青雲の間において県下日本詩吟学院認可5団体の役員や先生方を含め、当会の同門吟友合わせ総勢97名が参集して開催された。
 出席者全員での記念撮影の後、菅 岳梢副理事長の司会・進行で式典は開会となり、齊藤岳翠副理事長の先導による朗詠合吟に続く吉田岳頌会長の挨拶では、ご臨席の方々へのお礼と岳風会の名を高めてくれたお二人への感謝と今後益々の活躍を期待するとの言葉が述べられた。続いてお二人の恩師である岩野岳照名誉会長と小野岳礼副会長の挨拶があった。
 記念品贈呈では、本部よりは吉田会長から、出席者よりは齊藤副理事長から、恩師よりはそれぞれ岩野名誉会長と小野副会長からなされた。引き続き花束贈呈が、本部よりは西田岳凛副会長から、ブロックよりは奥田岳鈴第一ブロック長と金山曄岳第二ブロック長からそれぞれあり、お二人より恩師への感謝の花束が岩野名誉会長と小野副会長にそれぞれ贈呈された。
 お二人よりお礼のことばがあり、白尾さんは平成13年入会時の思い出から今日まで、松浦先生は17年前の第一部一般の部兵庫県吟士権獲得から今回までの長かった道のり等々を振り返り、それぞれ感謝と今後への思いを語られ、吟士権を獲得した決勝吟題「一谷懐古」と「過零丁洋」の吟詠が披露された。
 次に立脇岳堯常任顧問の乾杯のご発声で祝宴が開始された。お二人同時の吟士権者誕生を祝い、コロナ禍の中という事情で席間の移動はできるだけ慎み、それでも出席者一同終始喜びに満ちた雰囲気で宴は進み、最後に新神戸岳風会名誉会長岡本岳茜先生の吟詠への思いを込めたご挨拶と音頭による全員での万歳三唱にて祝賀会は閉会となった。

(広報部)

2021年12月01日

兵庫中央岳風会研修会

令和3年11月23日

勤労感謝の日の11月23日、兵庫中央岳風会研修部主催の研修会が兵庫県中央労働センター2階大ホールにて開催された。本研修会は兵庫中央岳風会の全会員を対象とし、当日は118名(申込ベース)の会員が受講した。前年度は新型コロナの影響で開催が計画されなかった為、今回は2年振りの開催となったもの。

西田岳凜副会長の開会の辞、吉田岳頌会長の挨拶に引き続いて研修講座が開始された。

今年度の研修吟題は令和4~7年度の資格審査課題詩の中から絶句・律詩各1題が選定され、

第一講座は松浦慶岳理事長が講師として「後夜仏法僧鳥を聞く 空海」を、第二講座は菅岳梢副理事長を講師に「蜀相 杜甫」を題材に吟詠指導が行われた。松浦先生は令和3年度の愛連一部吟士権を獲得され、また菅先生も過年度の愛連二部吟士権者である。

第一講座冒頭に松浦先生は講師が不慣れだとして、演壇に初心者マークを張り出された。これには一同爆笑、会場は一気に和やかなムードとなった。

第一・第二講座とも作者や詩の語釈・通釈についての解説の後、吟詠実技の指導に入り、

講師の先導に続いて受講者全員での素読、講師の模範吟詠の後に全員や男女別の合吟の形式で行われた。両講師ともアクセント・リズム等詩趣を活かした「読み」の重要性を強調されていた。また言葉をしっかり読んだ後に節をつけることや、律詩については詩の内容を踏まえた上で物語の要素を加味した吟の組み立てが必要等のお話があった。

各講座の後半は受講者の中より、絶句は男女各1名、律詩は男女各2名が壇上に上がり、講師より個別指導を受けた。マイクの調整のしかたや姿勢から始まり、発声や山の作り方等々丁寧な指導を受けた。また登壇者の吟詠に対し会場より暖かい拍手が贈られた。

途中休憩を挟んで3時間余に亘った研修会も、矢野研修部長の閉会の辞で終了、講師への感謝の拍手と小野岳礼副会長の音頭による万歳三唱にて散会した。

(広報部)

2021年11月23日

ふれあいの祭典 ひょうご吟剣詩舞道祭

― 男子チーム準優勝、女子チーム準々優勝 ― 

令和3年10月31日

 昨年は新型コロナウイルス禍の為に中止となった「県民文化普及事業 ふれあいの祭典ひょうご吟剣詩舞道祭」が小雨降る10月31日、尼崎市総合文化センター「アルカイックホール」において2年振りに開催された。
 祭典の開会が宣せられて直ちに式典が執り行われた。開会のことばの後、国旗礼拝。国歌を静かに斉唱して兵庫県吟詠連盟歌(松口月城作)を合吟した後、兵庫県知事(ご代理)と尼崎市長からの祝辞を頂き、実行委員長山岡哲山先生からの挨拶となった。続いて兵庫県吟詠連盟吟功章の表彰式があり、兵庫中央岳風会からは奥田岳鈴先生が受賞された。
 式典終了後、合吟競吟が開始された。岳風会兵庫県連合会から男女それぞれ1チームが参加。例年は1チーム20名編成であるが、今年はコロナ禍の為舞台上の密を避けるべく15名編成となった。また今までは肩を触れ合うように舞台に並んでいたが、今回は間隔を空けての配列。そのような中、男女両チームとも余裕をもって予選を通過し、悠々と午後の決勝へ足を運んだ。
 午後は、令和3年度燦々優勝者決定詩吟大会でのジュニア、シニアそれぞれ上位3名の吟詠発表で始まり、次の剣詩舞発表では幼年の部剣舞優勝の齊藤柚璃ちゃん(齊藤有貴さんのお嬢さん)が切れのある素晴らしい舞を披露された。続いての第一部吟士権者決定吟詠大会出場者吟詠発表には、当会から吟士権者・白尾道雄さん、第八位・横山寿恵さん、第九位・齊藤有貴さん、上位入賞・豊田恵子さんの4名が絶句を吟じられた(第七位の土居圭子さんは欠席)。優秀者吟詠の最後に第二部吟士権者決定吟詠大会での吟士権者はじめ8名の吟詠発表があった。
 次は合吟競吟決勝吟詠。我が岳風会兵庫県連合会チームは男女とも出番が1番。くじ運にかなりハンディキャップを負っての出場となった。それにも拘わらず、男子チームは堂々の準優勝。女子チームも準々優勝を果たした。いつも通りのご活躍、出場の皆様おめでとうございます。
 競吟の後は、尼崎吟詠協会所属の方々による構成吟「わがまち尼崎」。コロナ禍にも拘わらずかなり練習を重ねられた事と思われ、見事な構成吟でした。最後に役員吟詠があってから合吟競吟表彰式、閉会のことばに続き、万歳三唱で祭典を終了した。
 当日は折しもハロウィーン。9月末緊急事態宣言が解除となり、飲食飲酒の制限も緩和された夜の街に立ち寄られた方も・・・。

(広報部)

2021年10月31日

第七十六回 第二部(指導者の部)吟士権者決定詩吟大会

文部科学大臣賞 第七十六回 愛国詩吟総連盟主催
第二部(指導者の部)吟士権者決定詩吟大会

令和3年10月3日

 新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言は、9月30日を以って解除となったが、引き続きの注意と対策に努めながら10月3日、愛国詩吟総連盟主催「第二部(指導者の部)吟士権者決定詩吟大会」が2週間前の「第一部(一般の部)」に引き続き、尼崎市のアルカイックホールおよびアルカイックホール・オクトの2会場において開催された。
 愛知県以西15府県の加盟団体よりの出場は第一部と同じであるが、本大会の出場者は、指導者として後進の育成に努められると共に自らも吟道を研鑽され、この厳しい世情のなかにあっても精進を重ねてこられた213名(欠席33名)の方々で、当会よりは甲斐志岳先生が出場した。
 第一部と同様2会場それぞれ4組に分かれ競吟が行われた。第二部(指導者の部)の課題詩は「律詩」。全出場者の吟詠が終わり、各組の成績上位者2名、計16名の決勝吟詠進出者が発表され、大会委員長 矢間紫水先生の挨拶を挟んで決勝吟詠が行われた。
 名誉審査員 山岡哲山先生の講評を頂き、入賞発表、表彰式等を経て閉会となった。

(広報部)

2021年10月03日

令和3年度 臨時総会開催

新会長に吉田岳頌先生を選任

令和3年9月26日

 会長渡辺岳蒔先生の辞任意向を受けて、9月5日(日)臨時常任理事会が開催され、会長辞任を承認すると共に新会長並びに欠員補充に係る本部役員改選の為の臨時総会開催が決定された。
 兵庫中央岳風会臨時総会は、9月26日(日)午後1時30分より神戸木材会館大ホールにおいて開催された。
 司会を副会長小野岳礼先生が務められ、総会成立が宣言され、松浦慶岳先生先導による国歌斉唱、朗詠合吟で始まった。続いて菅岳梢先生先導による兵庫中央岳風会会詩合吟の後、物故者に対して黙祷を行ってから総会議事となった。
 議長に三宅勁岳先生を選出、書記には事務局員の高田敬風さんと西村秀風さんの2名が指名されて議事に入った。最初に、会長辞任表明による後任候補者選考委員会立ち上げから臨時常任理事会開催、臨時総会開催に至る経過報告が副会長・理事長吉田岳頌先生からなされ、報告は異議無く承認された。
 続いて、先般の愛国詩吟総連盟主催第一部(一般の部)吟士権者決定詩吟大会において松浦慶治(慶岳先生)さんが吟士権者に輝かれた事などの報告が有ってから、本部役員改選の審議に移った。選考委員会委員長・吉田岳頌副会長・理事長から新会長を始めとする役員候補者が読み上げられ、満場一致の拍手でもって原案通り可決承認された。ここで改めて15名の新本部役員が紹介され、新会長吉田岳頌先生が代表して挨拶され、今後の抱負などを語られた。
書記解任、議長解任の後、副会長西田岳凛先生が閉会の辞を述べられ、名誉会長岩野岳照先生の萬歳三唱で臨時総会は終了した。

兵庫中央岳風会新役員(☆印 新任)
☆会長     吉田岳頌     | 会計監査   辻村岳邑
 (※教務部長、※許証部長 兼務)| 会計監査   大森岳寿
 副会長    小野岳礼     | 正会計    豊田昌岳
 (県連・総連・愛連常任理事 兼務)  | 副会計    眞野花風
 副会長    西田岳凛     | 研修部長   矢野璞風
☆理事長    松浦慶岳     | 広報部長   三宅勁岳
 (※企画・行事部長 兼務)   | 婦人部長   甲斐志岳
 副理事長   菅 岳梢     |☆少年・青壮年部長 岩井路岳
 (※渉外部長 兼務)      | 事務局長   松井岳岑
☆副理事長   齊藤岳翠     |
 (※審査部長 兼務)      |

 (広報部)

2021年09月26日

令和3年度「ふれあいの祭典 ひょうご吟剣詩舞道祭」

合吟競吟練習を開始

令和3年9月25日

 昨年の「ふれあいの祭典 ひょうご吟剣詩舞道祭」はコロナ禍により中止となったが、今年は開催される見通しとなり、これの合吟競吟に参加する岳風会兵庫県連合会チームが、9月25日(土)の夕刻、兵庫県中央労働センターに集まり1回目の練習を行った。
 例年なら男子も女子も1チーム各20名で、練習回数も6~7回行うが、今年はコロナの感染防止ということもあり、1チームの人数は15名に絞られ、練習回数もあと2回の計3回で本番に向かうことになる。
 指導には、男子チームは吉田岳頌先生、女性チームは小野岳礼先生が当たられ、男子女子とも各々の練習中はそれぞれ室外に席を外し、またマスク着用や間隔を空ける等、可能な限りの注意を払っての実施となった。
 予選吟題は、男子女子とも「望立山」。決勝吟題は、男子は「偶感」、女子は「貧交行」。一昨年の女子チーム2位、男子チーム3位の成績からの飛躍を目指す。


「ふれあいの祭典 ひょうご吟剣詩舞道祭」(入場無料)
 日時:令和3年10月31日(日)午前10時~
 会場:尼崎市総合文化センター(アルカイックホール)

 出吟者(兵庫中央岳風会関係者のみ記載 順不同)
  男子 木村正弘、井上景輔、西村秀俊、吉川隆紹、凪 竜輔
  女子 菅 美恵子、奥田美智子、児山静香、久田雅美

2021年09月25日

文部科学大臣賞 第七十六回 第一部(一般の部)吟士権者決定詩吟大会

“松浦慶治さん吟士権獲得”

令和3年9月19日

 今年の夏は雨の日が多く、この日も前日までは台風14号による雨模様であったが、それも上がり晴れ渡った9月19日(日)、愛国詩吟総連盟主催の「第76回 第一部(一般の部)吟士権者決定詩吟大会」が尼崎市のアルカイックホールおよびアルカイックホール・オクトの2会場において開催された。
 出場者登録総数は愛知県以西16府県より397名。ただコロナ禍の中での大会であり、感染対策を取って行われたが、残念ながら欠席者は97名を数えた。我が兵庫中央岳風会よりは、本年7月11日に開催された「県連一部本選」における決勝出場者5名と上位入賞者8名および昨年以前に県連一部吟士権者となられた2名、合わせて15名が出場した。
 出場者は2会場それぞれ4組に分かれ、競吟の場にて日頃の修錬の成果を競い合い、全8組のそれぞれ上位2名、計16名が決勝吟詠進出者として発表され、改めて律詩を課題詩とした決勝吟詠に臨んだ。兵庫中央岳風会からは4名が進出した。
 特別審査員の作曲家・シンセサイザー奏者である小野尊由先生の講評を挟んで、各会場の入賞者発表、続いて決勝吟詠の成績発表があり、「吟士権者は出吟番号12番 松浦慶治さん」と発表された。会場から歓声が沸き上がる。今年7月11日の県連一部本選における吟士権獲得の白尾道雄さんに続く快挙となった。
 引き続いて表彰式、閉会の辞、萬歳三唱、記念撮影を経て、長く熱い一日は午後8時前に散会となった。

兵庫中央岳風会の成績は以下の通り。(敬称略、入賞者名は出吟番号順)
  吟士権者      松浦慶治
  第5位       白尾道雄
  第7位       久田雅美
  上位入賞(15位) 横山寿恵
  入 賞       齊藤有貴  眞野優子  土居圭子
            内藤久雄  豊田恵子  矢野延子

(広報部)

 

2021年09月19日

行事中止のお知らせ

 

行事中止のお知らせ

                    令和3年8月17日
兵庫中央岳風会
会長 渡辺岳蒔


新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、8月20日(金)から9月12日(日)まで兵庫県に緊急事態宣言発令が決定致しました。
 これに応じ、兵庫中央岳風会の下記行事を中止させて頂きます。
会員の皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。 


 1、8月21日(土) 指導者講習会
 2、9月 5日(日) 秋季資格審査会
             無審査で全員合格と致します。
             9月26日(日)許証申請をして下さい。

以上

2021年08月17日

第十三回ジュニア・シニア燦々優勝者決定詩吟大会

令和3年7月25日

 夏本番を思わせる日差しの中の7月25日、次代を担う活力溢れる若きジュニアの部の皆様の健全なる吟道精励を願い、また今日の吟界を支えているシニアの部の皆様に深き感謝の念を添えると共に更なる健康と気力の増強および明日に向かってより一層の活躍を主眼とした、愛国詩吟総連盟主催の「第十三回ジュニア・シニア燦々優勝者決定詩吟大会」が尼崎市のアルカイックホール・オクトとアルカイックホール・ミニ(玉翔の間)の2会場において開催された。
 昨年の第十二回大会はコロナのまん延防止の観点から開催が見送られたが、今年は「コロナ禍の大会運営に当たり注意して頂く事」が提示され、共に力を合わせて感染予防に努めての実施となった。
 満75才以上が対象のシニアの部の出吟登録は192名、また義務教育者が対象のジュニアの部の出吟登録は45名。ただ少なからずの欠場者が見られた。
 シニアの部は各会場の前半と後半の部より成績上位者各3名の計12名が、またジュニアの部は各会場の成績上位者各6名の計12名が、第一会場のアルカイックホール・オクトにおいてあらためて決勝吟詠に臨まれ、優勝者から五位入賞者までを決定した。

兵庫中央岳風会の成績は次の通り。(敬称略、出吟番号順)
 シニアの部 入賞  井本あけ美  三宅 武  島本清晴

(広報部)

2021年08月05日

令和3年度 第71回第一部(一般の部)兵庫県吟士権者決定吟詠大会

-白尾道雄さんが吟士権を獲得-

令和3年7月11日

蒸し暑さは感じるものの、もう梅雨が明けたかの様に晴れ渡った7月11日。2年振りに兵庫県吟士権者決定吟詠大会 第一部(一般の部)(以下本選と言う)が、尼崎市総合文化センター(通称アルカイックホール及び同オクトホール)の2会場に於いて開催された。
今年度も新型コロナウイルスの影響は避けられず、二次予選は中止を余儀なくされた。結果一次予選通過者が三次予選へと進み、これに勝ち抜いた吟者355名が本日の本選に臨んだ。兵庫中央岳風会からの出吟者は37名。大会は国旗敬礼、国歌斉唱、連盟歌合吟と進み、吟士権杯返還の後、開会が宣せられて竸吟が開始された。長く続く新型コロナウイルス禍、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置など数々の制約を乗り越えて練習に励んだ出吟者は、その成果を十分に発揮して熱気が溢れていた。欠席者も少なく、決勝前の本選競吟が終了したのは午後5時を過ぎていた。
二つの会場から前半後半それぞれ上位の3名、合計12名が第一会場のアルカイックホールに集結し、本選とは異なる課題詩(律詩)で決勝に臨んだ。兵庫中央岳風会からは堂々5名が進出した。出吟順を決める抽選を経て決勝が開始された。12名の吟者は本選にも増して熱のこもった吟を披露して、大熱戦を繰り広げていった。全員が吟じ終わり、結果発表を待つ間の緊張感は期待と不安で漲っていた。「第一位 本年度の吟士権者は、出吟番号8番 白尾さん!」。兵庫中央岳風会の吟友から「わー!」と歓声が挙る。仲間の内から吟士権獲得者が出るのは何度経験しても嬉しいものだ。決勝に出吟した他のメンバーもそれぞれ好成績を残された。来年以降もまだまだ楽しみです。
なお、今年度の本選出吟者を出来る限り大勢撮影すべく両会場を往復したが、撮りこぼしが出たことを許されたし。

(広報部)

兵庫中央岳風会の成績は以下の通り(敬称略、上位入賞及び入賞者名は出吟番号順)
吟士権者  白尾道雄
第7位   土居圭子
第8位   横山寿恵
第9位   齊藤有貴
第11位  豊田恵子
上位入賞  前田 修  近藤裕子  濵谷良子  眞野優子
        矢野延子  内藤久雄  井本あけ美 島本清晴
入賞    廣岡清治  葭田留美  池内寛幸  魚住絹子
        木村正弘  高濱晴佳  西村秀俊  井上景輔
      吉川隆紹

2021年08月04日

令和3年度 第67回 第二部(指導者の部)兵庫県吟士権者決定吟詠大会

令和3年7月4日

 活発な梅雨前線による大雨で熱海市では土石流による甚大な被害が発生。幸いにも兵庫県においては大きな災害は発生していないが、新型コロナによるまん延防止等重点措置が発令中であり、これへの対応措置を取りながら兵庫県吟詠連盟主催の第二部 指導者の部 兵庫県吟士権者決定吟詠大会が開催された。
 会場は、第一会場 兵庫県中央労働センター、第二会場 兵庫県民会館九階、第三会場 神戸市立生田文化会館、第四会場 兵庫県立のじぎく会館の4カ所。出吟登録者数は、日頃組織の運営や後進の指導に当たっておられる先生方合計261名であったが、コロナによる各組織や教場等の運営に大きな障害や影響があったものと思われ、各会場とも少なからずの欠場者が見られた。
 第二部 指導者の部の指定吟題は全て律詩、吟への永き修錬の成果をその8行の詩に込めてご披露された。
 各会場における競吟の結果、4会場の前半の部、後半の部成績上位者各2名、合計16名が第一会場にて、指定吟題10題より吟題を変えて決勝競吟に臨み、吟士権者、準吟士権者、準々吟士権者を決定した。

 兵庫中央岳風会の成績は次の通り。(敬称略、出吟番号順)
  上位入賞  甲斐志岳
  入  賞  岡田興岳  大森岳寿
        岩井路岳  奥田岳鈴
        妹尾岳章

(広報部)

2021年08月04日

令和3年度 県連第一部(一般の部)三次予選競吟大会

令和3年6月13日

兵庫県吟詠連盟主催の令和3年度一部(一般の部)兵庫県吟士権者決定吟詠大会の三次予選競吟大会が、6月13日(日)神戸市内4会場、姫路市内2会場にて開催された。

一次予選は3月28日、4月4日の両日に実施されたが、5月9日に予定されていた二次予選は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった為、今回の三次予選は一次予選を勝ち抜いた807名(エントリーベース)が合格率4割の本選出場枠に挑戦することとなった。

県下の新型コロナ感染状況は収束の兆しはあるものの、なお緊急事態宣言下にあるため、当日は検温や手指消毒の他、演壇にアクリル板を設置、審査員席や観客席も間隔を広く取る等万全の感染対策をとった上での開催となった。また会場の密を避ける為、出吟受付は午前と午後に分けて行い、午前の部の競吟は集計結果判明次第に成績発表を行う等、出吟者の滞留を避ける工夫がなされた。

梅雨の曇天下であったが、会場には出吟者の日頃錬磨の熱吟が響き渡った。各会場とも夕刻前に滞りなく競吟を終了、本選出場者が確定した。兵庫中央岳風会からは68名が神戸市内4会場に出吟登録、うち37名が三次予選を突破して7月11日に尼崎(アルカイックホール、アルカイックホール・オクト)にて開催される本選へ駒を進めた。

(広報部)

兵庫中央岳風会県連三次予選合格者(出吟番号順・敬称略)

神戸①会場 兵庫県立のじぎく会館 
豊田恵子、北田俊二、土居圭子、中山勝彦、清田義子、木村正弘
前田 修、井本あけ美、吉野 武、中尾 繁

神戸②会場 神戸市立須磨区文化センター
廣岡清治、魚住絹子、中安幸代、山田美惠子、内藤久雄、齊藤有貴
細川清志、山本喜久子、佐藤富貴子、矢野延子、井上景輔

神戸③会場 神戸木材会館
白尾道雄、西村秀俊、近藤裕子、徳永博義、島本清晴、黒田澄世
吉岡眞一、眞野優子

神戸④会場 神戸市立生田文化会館
吉川隆紹、池内寛幸、横山寿恵、濵谷良子、高濱晴佳、田中信子
葭田留美、井島麻見

2021年06月29日

第十二回兵庫県燦々優勝者決定詩吟大会

令和3年4月18日

 昨年予定された第十一回大会は、ジュニアの部・シニアの部ともコロナ禍のため中止。また昨年度のその他の吟詠大会も悉く中止となったが、令和3年度は3月28日と4月4日に行われた「県連一部一次予選競吟大会」に引き続き、兵庫県吟詠連盟主催の「第十二回兵庫県燦々優勝者決定詩吟大会」が4月18日(日)、兵庫県民会館十一階と神戸市立生田文化会館の2会場において、コロナ感染防止に可能な限りの対策を講じて開催された。
 第一会場である兵庫県民会館では、先ず出吟対象者が義務教育期間中である小・中学生の「ジュニアの部」が行われ、将来の吟界を背負う若々しい吟詠が披露された。大会会長山岡哲山兵庫県吟詠連盟会長の挨拶を挟み入賞者発表。一位から三位に賞状とカップ、他の出吟者は全員入賞で一人ひとりに山岡会長より直接賞状が授与された。
 引き続き出吟対象者が75才以上(一般・指導者不問)の「シニアの部」が開始された。出吟登録者は2会場合わせて331名。ただ近日のコロナ状況のためかジュニアの部も含め欠場が多々見られた。
 競吟は昼食休憩を挟み前半の部、後半の部と進められ、2会場とも前後半それぞれ3名の成績上位者合計12名が第一会場にて決勝競吟に臨み、優勝者、準優勝者、準々優勝者を決定した。

兵庫中央岳風会の成績は次の通り。
(敬称略、出吟番号順)
 上位入賞 三宅 武 島本清晴 井本あけ美
 入  賞 黒田澄世 松浦泰子 島谷陽子 清田義子

(広報部)

2021年05月01日

令和3年度春季 第131回資格審査会

令和3年3月14日

晴天に恵まれ本格的な春の到来を感じさせる3月14日(日)、春季第131回資格審査会が神戸市立生田文化会館において、無級~七段の受審者72名(申込ベース)の参加の下で開催された。新型コロナウイルス感染拡大の影響で令和2年度の春季第129回、秋季第130回資格審査会はいずれも中止のやむなきに至り、今回は1年半振りの開催となったもの。

年末来の新型コロナウイルス感染拡大第3波も漸く収束の気配が見え、関西3府県に示達されていた緊急事態宣言は解除されたもののなお警戒水準にある為、本審査会も感染防止対策を徹底した形での開催となった。

会場入館時の検温や手指消毒は当然のこととして、出吟者の演壇や審査員席、役員席には飛沫防止のフェンスを設置、受審者1名毎にマイクカバーを取替えることとした。また、観客席の密を回避するためテープ審査の基準が緩和された他、担当師範や教場吟友の応援も自粛が求められ、観客席も間隔を広く取るなどの工夫がなされた。

国家斉唱、朗詠・会詩は独唱・独吟とし、開会宣言の後無級より順次審査開始。ここ1年は受審者の教場での練習も多くの制約があったと思われ、また演壇でのマスクの着脱やマイクカバーの装着等、通常とは異なった手順の中ではあったが、受審者は各自精一杯のパフォーマンスを披露した。

客席の滞留を防ぐ為、通常行われる審査会終了後の審査委員長の総評は省略、入賞者の発表も後日に行うこととされた。各級・段・伝位の審査が終了する毎に審査委員長より受審者へ合否が伝えられ、受審者は審査会全体の終了を待つことなく、会場を後にすることができた。

午前10時に開吟、昼食休憩を挟んで午後3時半に審査会は滞りなく終了。種々の懸念や制約がある中での資格審査会開催にご尽力頂いた、本部役員並びに会場運営担当の第2ブロック役員の皆様に感謝の意を表したいと思います。

(広報部)

2021年03月22日

令和3年度 婦人部総会

令和3年2月12日

 まだ2月前半ではあるが、暖かさに包まれた12日(金)、神戸常盤アリーナ 研修室において令和3年度 婦人部総会が開催された。

 会場の準備が整った午後2時、婦人部副部長妹尾岳章先生の司会で開始され、総会成立宣言の後、物故者に対し黙祷、国旗修礼。続く国歌斉唱・朗詠合吟はコロナウイルス対策で婦人部副部長小寺妙岳先生の独唱・独吟に出席者一同心の内での合唱・合吟。続いて婦人部理事長中安幸風さんより初めの言葉が述べられ、婦人部部長島谷岳曄先生から挨拶があり、会長(婦人部監査役)渡辺岳蒔先生の挨拶を頂いた。次に議長に豊田昌岳準師範を、書記に魚住翠岳準師範と高田敬風さんを選出し議事に入った。

 報告事項は、令和2年度行事報告が小寺妙岳副部長より、令和2年度決算報告が婦人部正会計加藤英岳先生より、会計監査報告が婦人部会計監査平松岳雅先生からなされて、全て拍手で承認された。

 審議事項に入り、役員改選では、2月7日の兵庫中央岳風会 定期総会において甲斐志岳先生が婦人部新部長に選任されたことが報告され、拍手を以って承認された。また島谷岳曄部長、妹尾岳章副部長、小寺妙岳副部長、加藤英岳正会計、中野茜岳副会計、平松岳雅会計監査、井本宝岳会計監査の7名が今回退任されることとなり、感謝の意を込め花束が贈呈され、3期6年間部長を務められた島谷岳曄部長より挨拶を頂いた。
 続いて今後の婦人部について、婦人部新部長甲斐志岳先生より、婦人部も本部の他の部と同様に役員を最小限にとどめ、会費の徴収を止め、総会の開催を取り止めたい。諸行事についてはその都度企画し会費を集め実行していく。一般会計と大会積立金の残金は婦人部預かりとする。以上の提案があり、拍手をもって承認された。引き続き令和3年度行事予定について甲斐志岳新部長より、コロナ禍のため今年の行事は難しいと思われる。今後のことは新役員で決めていきたい。決まれば皆様のご協力をお願いする。新役員紹介。部長甲斐志岳、副部長濵谷良岳、会計山本喜風、役員児山岳香、役員中安幸風、役員土居奏風、以上拍手をもって承認された。
 渡辺岳蒔会長より婦人部が専門部の一つとしての新体制に移行したことに絡み、今後についての思いが述べられた。

 これにて議事をすべて終了し、書記および議長を解任。中野茜岳準師範より終わりの言葉が述べられ、副会長・理事長(婦人部相談役)吉田岳頌先生の音頭による万歳三唱で終了した。

 

(広報部)

2021年02月21日

令和3年度 第66回 定期総会

令和3年2月7日

 兵庫県にも新型コロナウィルスに対する緊急事態宣言が出されている中ではあるが、出来る限りの感染対策を取り、兵庫中央岳風会「第66回定期総会」が2月7日(日)神戸木材会館において開催された。

 定刻13時30分、小野岳礼 副会長の司会により開始され、総会成立宣言の後、感染対策のため例年の合唱および合吟ではなく、松浦慶岳 副理事長の「国歌斉唱」及び「朗詠吟詠」と、菅 岳梢 副理事長による「兵庫中央岳風会会詩吟詠」。続いて、令和2年度物故者となられた方々に対し黙祷を捧げた。次に、吉田岳頌 副会長・理事長の「開会の辞」があり、渡辺岳蒔 会長より「挨拶(所信方針)」を頂いた。その後、小寺妙岳 第五ブロック長を議長に選出し、更に高田敬風事務局員と西村秀風 事務局員を書記に任命して議事に入った。

 報告事項は、「令和二年度事業報告」が西田岳凛 副会長より、次に「各専門部長報告」が、菅 岳梢 渉外部長、齊藤岳翠 審査部長、甲斐志岳 研修部長、三宅勁岳 広報部長、島谷岳曄 婦人部長、松浦慶岳 少年・青壮年部部長、松井岳岑 事務局長よりそれぞれなされ、「令和二年度収支決算報告」が金山曄岳 正会計より、「会計監査報告」が辻村岳邑 会計監査よりなされて、いずれも拍手をもって承認された。またその他事項として、吉田岳頌 副会長・理事長より、令和3年度の指導者講習会は2月度より、師範を先に師範代を後にとの順序の入れ替えが報告された。

 小休憩の後、審議事項に入り、「本部役員改選の件」について吉田岳頌 副会長・理事長より、その推薦選考経過についての説明と新役員の提案があり、異議なく拍手をもって承認された。結果、植田岳艶 会計監査と金山曄岳 正会計及び島谷岳曄 婦人部長が退任される事となり、その永年のご尽力に対し花束を贈呈して感謝の意を捧げた。続いて新役員が紹介され、代表して渡辺岳蒔 会長より挨拶を頂いた。
 引き続き「令和3年度事業計画の件」が西田岳凛 副会長より、「令和3年度渉外事業の件」が菅 岳梢 渉外部長より、「令和3年度収支予算の件」が豊田昌岳 新正会計より提案説明され、これらについて審議し、すべて異議なく拍手をもって可決承認された。
 また「兵庫中央岳風会記念大会の件」として、創立65周年記念吟道大会は残念ながら中止とする旨の提案が渡辺会長よりあり、承認された。
 最後に「ブロック再編成の件」が吉田副会長・理事長より、現在の計6ブロックを、1と4を合わせ第一ブロック、2と5を合わせ第二ブロック、3と6を合わせ第三ブロックと計3ブロックへ再編成する。発足は7月1日とする旨の提案説明があり、これもまた承認された。

 これにて議事をすべて終了し、書記および議長を解任。西田岳凛 副会長の「閉会の辞」と、岩野岳照 名誉会長の音頭による「萬歳三唱」にて定期総会は終了となった。

(広報部)

2021年02月12日

初吟会・会員参賀

令和3年1月5日

 令和3年度の兵庫中央岳風会の事始め行事「初吟会・会員参賀」が、5日(火)午前10時より湊川神社において行われた。例年であれば多数の会員の参加のもと、お互いに新年の挨拶を交わしながら全員が本殿に昇殿し執り行われるのであるが、今回は新型コロナウイルスの影響もあり、限られた役員のみの参拝となった。
 本殿内において、お祓いを受け、斎主による祝詞奏上、巫女による剣の舞、鈴舞奉納があり、渡辺岳蒔会長より玉串が奉奠され、続く吉田岳頌副会長・理事長の玉串奉奠に合わせ参加者一同も二礼二拍手一礼して当会の発展を祈念した。残念ながら「大楠公」の献吟はこの情勢により心の内に収めるにとどめ、斎主のご挨拶を頂いて、会員参賀は滞りなく執り行われた。
 また、新年互例会は開催が見送られたため、本殿前にて参加者で記念写真を撮影してお開きとなった。

 

 

(広報部)

2021年01月12日

令和3年度 新年挨拶

令和3年1月

兵庫中央岳風会
会長 渡辺岳蒔

 新年明けましておめでとうございます。お健やかに新年を迎えられ、お慶び申し上げます。
 いつもと違うお正月、湊川神社新春参拝は役員のみとなりました。会を代表して、兵庫中央岳風会の発展と新型コロナウイルス感染症の終息を祈願してまいりました。
 新型コロナの拡大のため、「六十五周年記念吟道大会」は中止になりました。大会が出来なかった事は誠に残念ですが、兵庫中央岳風会の六十五年の歴史は記念すべきことです。
 初心に帰って足元を固め、新型コロナの危機を会員の皆様と共に乗り切って、七十周年に継げてまいりましょう。
 今から、ここからスタートです。
 皆様の笑顔に会える一年になる事を心から願っております。

2021年01月05日

第3回常任理事会、指導者講習会開催

令和2年11月1日

 第3回常任理事会が、令和2年11月1日午前9時30分より兵庫県中央労働センター大ホールにて開催された。手指消毒と体温測定を済ませた上で飛沫防止フェンスを使用しての開催である。冒頭に渡辺岳蒔会長の挨拶があって議事に移った。前回の常任理事会以降の経過報告の後、総本部関連事項では各種研修講座、研修会の中止が報告された。各専門部からの活動報告に続くその他事項では、師範忘年会の中止と湊川神社での初吟会・会員参賀後の新年互礼会を中止にする旨の報告が有った。議題2つ目の審議では「創立65周年記念吟道大会開催中止」を来年2月の定期総会に上程する事が承認された。又、かねての懸案事項である「ブロック再編成」については、各ブロックの意向を聴取の上、12月の臨時常任理事会に諮る事となった。
 午後1時からの指導者講習会は本会場が広い事もあって、師範・師範代合同での開催となった。講習会に先立ち、菅岳梢先生に公益社団法人日本詩吟学院から功労者表彰がなされ、続いて9月申請の各昇級・昇段・昇伝の許證の授与が行われた。その後受講者全員での吟道精神の唱和と朗詠合吟に続いて詩吟の講習に入った。今回の講師は小野岳礼副会長で、題材は六段課題詩で長律「江上吟 李白」。作者李白と詩の解説が為されてから吟の実技指導となった。一節毎に先生の吟を追っての合吟指導を受けた後、個別指導となってランダムに選ばれた男女夫々3名の吟士による連吟形式での指導がなされて、講習会は終了した。

(広報部)

2020年11月01日

指導者講習会再開

令和2年9月27日

7月の常任理事会再開に続き、9月27日(日)指導者講習会も再開された。講習会は神戸木材会館大ホールにおいて、三蜜(密閉、密集、密接)を避ける為に午後1時から師範代、同3時から準師範以上と、二部制にて開催された。会場への入室に当たっては、アルコールによる手消毒と体温測定がなされ、更に出席者全員に飛沫防止フェンスが配布された。次回以降はこのフェンスの持参が義務付けされている。失念すると、会議に出席させない処置が採られることとなる。
 師範代講習会では、西田岳凛副会長の指導で、令和4年度から採用の資格審査課題詩3級及び2級の中から「秦淮に伯す 杜牧」など4題が教授された後、4名が実技指導を受けた。続く準師範・師範講習会では、渡辺岳蒔会長より日本詩吟学院からの「参与」委嘱状が会長ご自身に、「地区会員増強推進委員」委嘱状が西田副会長に対して授与され、向田岳陞名誉顧問には特別功労会員「紅綬章」の推戴状が授与された。その後、同じく4年度からの七段課題詩から「山部宿禰赤人、富士の山を望る歌一首併せて短歌 山部赤人」の指導が行われた。マスクをしたままでの為であろうか、受講者の声は心なしか覇気が少なく感じられた。
 最後に本部からの伝達事項があって、久々の指導者講習会は終了した。

(広報部)

2020年09月27日

令和2年度 指導者講習会並びに常任理事会日程変更

令和2年7月26日

 

9月度 : 9月27日 神戸木材会館5階大ホール

師範代講習会

13:00~14:45

師範講習会

15:00~16:45

10月度 : 11月 1日 兵庫県中央労働センター2階大ホール

常任理事会

9:30~12:00

合同講習会

13:00~14:45

11月度 : 11月29日 神戸木材会館5階大ホール

大会準備委員会

9:30~12:00

師範代講習会

13:00~14:45

師範講習会

15:00~16:45

12月度 : 12月13日 神戸木材会館5階大ホール

師範代講習会

13:00~14:45

師範講習会

15:00~16:45

「飛沫防止フェンス」

尚、9月度の講習会において出席者全員に、個人用の「飛沫防止フェンス」が配布されました。以降はこのフェンス持参が出席必須条件となります。

※「飛沫防止フェンス」について

次回に配布される「飛沫防止フェンス」は添付見本そのものでは無く、これの”透明の物”です。

 

(広報部)

2020年07月26日

久々の定例常任理事会・師範会議

令和2年7月26日

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、令和2年3月以降各種行事等が全て中止となっていたが、第2回定例常任理事会と指導者講習会に代わる師範会議が、7月26日(日)神戸木材会館において久々に開催された。
 定例常任理事会は1月26日の第1回以来であり、また指導者講習会は2月23日を最後に中止が続いていたが、この間に滞っていた許証の授与、各種会費の納付や配布物の受け渡し、連絡事項の伝達、等々を目的として出席人数を絞っての開催となった。
 会場内は3密に留意し、換気用に窓の開放、マスク着用、出入り時の手の消毒等の対応が取られる中、吉田岳頌副会長・理事長の司会進行の元、渡辺岳蒔会長の挨拶を頂き進められた。

(広報部)

2020年07月26日

こんな形で練習を再開しました

令和2年6月13日

 世界中にパンデミックをもたらしたCOVID19(新型コロナウイルス)感染症は、ヨーロッパでは漸く峠を越した気配を見せ、波は南米やアフリカ大陸へと移っている様です。
 日本では緊急事態宣言解除や「東京アラート」の解除も宣言されましたが、関東は未だ燻り続けている様子です。一方関西では発生0の日が続いたりして、可成り治まっている様にもみえます。
 そんな中、感染予防に留意工夫しながら詩吟の練習を再開した支部も有ります。昨年11月菅岳椿先生指導の下、新設された「天の川支部」支部では、5月から松尾如風師範代をリーダーにリモート教室を開いて活動されています。また一部の支部では手作りのFace Shieldを着用して、飛沫感染防止に努めながら練習に励んでおられる様です。
 今後、二次三次の襲来も予想される中、治療薬とワクチンの開発が待たれ、一日も早く元の日常に戻ってくれる事を祈っています。

(広報部)

2020年06月13日

諸行事変更のお知らせ

令和2年5月25日

兵庫中央岳風会
                                会長 渡辺岳蒔

 新型コロナウイルスについての緊急事態宣言が解除されましたが、総本部行事が中止または延期に
なっており、審査会の対処についても通知が届いています。
 それに関連して兵庫中央岳風会諸行事の変更を余儀なくされましたので、以下の通りお知らせします。

1、段伝位審査会について

・9月6日秋季審査会 中止

…担当師範より審査申請のあった会員は全員合格とします。

・考査料(事務諸経費)

…段級に関係なく、一律1,000円とします。 

・申し込み書類        

…審査部より担当師範に郵送します。

2、優秀吟者競吟と課題詩の件 

・令和2年度地区吟詠大会 中止

…(当初予定日:令和2年6月17日)

・令和3年度地区吟詠大会 

開催予定日…令和3年5月 会場:高槻現代劇場

課題詩  …令和2年度と同じ課題詩とする。

・全国吟詠大会 中止

…(当初予定日 令和2年10月22日 会場:仙台)

・85周年記念吟道大会  

開催予定日…令和3年10月 会場:メルパルクホール(東京)

3、兵庫中央岳風会65周年記念大会の件

・1年延期とする。 

当初予定 開催日:令和2年11月22日、会場:ビフレホール

日程は状況を見ながら決定する。

4、行事予定の変更中止  

・令和2年5月31日 大会準備委員会、指導者講習会 中止 

・令和2年7月 5日 大会準備委員会、指導者講習会 中止

5、常任理事会の開催  木材会館5F大ホール 

・令和2年7月26日午前9:30~12:00

6、指導者講習に代えて 木材会館5F大ホール 

・令和2年7月26日 午後1:00~ 2:00   

許証授与、師範名簿、「岳風兵庫64号」、吟道(3月~7月)、県連課題詩の配布 午後2:00~ 

・各種会費の納入

春季許証料、総本部年会費:許証部

本部会費(4月~6月) :会計

秋季審査申込      :審査部

婦人部年会費      :婦人部

(注)配布品が多いので、欠席の先生は代理人出席をお願いします。

 

以上

2020年05月25日

5月の会議中止のお知らせ

令和2年5月6日

兵庫中央岳風会
                                会長 渡辺岳蒔

会議中止のお知らせ

緊急事態宣言の5月31日までの延長に伴い、下記会議を中止致します。

5月31日(日)  大会準備委員会、指導者講習会   中止

以上

2020年05月06日

4月以降の諸会議日程変更・中止のお知らせ

令和2年4月6日

兵庫中央岳風会
                                会長 渡辺岳蒔

4月以降の諸会議日程変更・中止のお知らせ

 新型コロナウイルスの拡大が止まりません。
 総本部事務所が一時休業となりました。
 兵庫中央岳風会におきましても、下記会議を日程変更あるいは中止致します。
 今後の諸会議、諸行事は状況に応じて変更になる可能性があります。
 ご理解とご協力をお願い申し上げます。

1、 4月29日 常任理事会、指導者講習会     中止
2、 5月31日 大会準備委員会、指導者講習会  開催予定
3、 6月28日 大会準備委員会、指導者講習会  7月5日(日)に変更

以上

2020年04月06日

大会準備委員会並びに指導者講習会 中止のお知らせ

令和2年3月5日

 新型コロナウイルス感染予防対策として、3月22日開催予定の記念吟道大会準備委員会と指導者講習会
を中止致します。
 つきましては、当日予定の諸手続きを次の通りに行って下さい。

 1、各々の申請用紙に正確に記入の上、郵送をお願いします。
   ①春季審査会(3級~1級、昇段伝位)許証申請書
   ②総本部登録者集計表
   ③令和2年度春季総本部新入・再入会・退会登録申請書
  ・郵送先  許証部 笹山岳聡 (住所は名簿を参照)
  ・期 限  3月22日(日)

 2、会費などの納付
    4月29日(祝)開催予定の指導者講習会にて徴収します。

以上

                                          兵庫中央岳風会
会長 渡辺岳蒔

2020年03月05日

令和2年度春季 第129回資格審査会 中止のお知らせ

令和2年2月23日

 兵庫中央岳風会では、新型コロナウイルスの感染リスクに鑑み、3月8日(日)に予定しておりました、
令和2年度春季第129回資格審査会は中止と決定致しました。

                                公益社団法人日本詩吟学院認可
                                          兵庫中央岳風会

2020年02月23日

令和2年度 婦人部総会

令和2年2月8日

 巷では新型コロナウイルスの話題で持ちきりの8日(土)、令和2年度婦人部総会が午後2時より、神戸常盤アリーナ研修室において開催された。
 司会の婦人部副部長妹尾岳章先生から、今総会が成立要件を満たしている事が宣せられた後、物故者に対し黙祷が捧げられた。婦人部正会計加藤英岳先生の先導で国歌斉唱、朗詠合吟が行われた後、婦人部副会計中野茜風先生が初めの言葉を述べられた。続いて、婦人部部長島谷岳曄先生から昨年度の諸行事への協力に謝辞と挨拶がなされ、会長(婦人部監査役)渡辺岳蒔先生の挨拶では、兵庫中央岳風会創立65周年記念吟道大会への婦人部員の協力要請がなされた。
 議事の最初は、昨年度の行事報告が婦人部副部長小寺妙岳先生から、決算報告を加藤正会計から、また監査報告は会計監査平松岳雅先生からなされて、全て拍手で承認された。続いての審議事項では、島谷部長から今年度の行事として65周年記念大会を盛り上げる為の婦人部主催親睦会開催が提案され、次に加藤正会計から今年度予算が上程された。何れも満場の拍手で承認された。
 最後に婦人部理事長中安幸風さんから終わりの言葉が述べられ、名誉会長(婦人部名誉相談役)岩野岳照先生の万歳三唱で幕を閉じた。

(広報部)

2020年02月10日

令和2年度 第65回 定期総会

令和2年2月2日

 令和となって初めて迎える、兵庫中央岳風会「第65回定期総会」が2月2日(日)、神戸木材会館において開催された。

 準備整った13時30分、小野岳礼 副会長の司会により開始され、総会成立宣言の後、松浦慶岳 副理事長の先導で「国歌斉唱」及び「朗詠合吟」と、菅 岳梢 副理事長の先導による「兵庫中央岳風会会詩合吟」。次に、令和元年度物故者となられた会員の方に対し黙祷を捧げた。続いて、吉田岳頌 副会長・理事長の「開会の辞」があり、渡辺岳蒔 会長より「挨拶(所信方針)」を頂いた。その後、松浦慶岳 副理事長を議長に選出し、更に高田敬風事務局員と西村秀山 事務局員が書記に任命され議事に入った。

 報告事項は、「令和元年度事業報告」が西田岳凛 副会長より、次に「各専門部長報告」が、菅 岳梢 渉外部長、齊藤岳翠 審査部長、甲斐志岳 研修部長、三宅勁岳 広報部長、島谷岳曄 婦人部長、岩井路岳 少年・青壮年部副部長、松井岳岑 事務局長よりそれぞれなされ、「令和元年度収支決算報告」が金山曄岳 正会計より、「会計監査報告」が辻村岳邑 会計監査よりなされて、いずれも拍手をもって承認された。

 小休憩の後、審議事項に入り、「令和2年度事業計画の件」が西田岳凛 副会長より、「令和2年度渉外事業の件」が菅 岳梢 渉外部長より、「令和2年度収支予算の件」が金山曄岳 正会計より提案説明され、これらについて審議し、すべて異議なく拍手をもって可決承認された。
 審議事項の最後に独立議案として、「兵庫中央岳風会記念大会の件」が渡辺会長より、大会名称、開催日(11月22日)、会場(神戸市立長田区文化センター 別館ピフレホール)、予算規模、大会準備委員会、大会の概要、準備実行主要日程、等について提案と説明があった。出席理事からの質問にも詳しく回答をして頂き、拍手をもって承認された。

 これにて議事はすべて終了となり書記および議長を解任。西田岳凛 副会長の「閉会の辞」と、岩野岳照 名誉会長の音頭による「万歳三唱」にて定期総会は終了となった。

(広報部)

2020年02月05日

令和2年度 会員参賀・新年互礼会

令和2年1月5日

 令和となって初めての、また兵庫中央岳風会創立65周年となる記念すべき新年が明け、好天にめぐまれた5日(日)朝、令和2年度の兵庫中央岳風会事始めの行事である「会員参賀・初吟会、新年互礼会」が会員69名の参加の下、湊川神社にて行われた。
 午前10時の定刻前から参加者が三々五々参集し、境内のそこかしこで会員同志の和やかな新年の挨拶が交わされた。定刻になり全員が本殿に昇殿してお祓いを受けた後、斎主による祝詞奏上、巫女による剣の舞、鈴舞奉納と続き、内拝殿へ昇られた渡辺岳蒔会長と吉田岳頌理事長・副会長により玉串が奉奠され、これに合わせて参加者一同も二礼二拍手一礼して兵庫中央岳風会の発展を祈念した。その後、渡辺会長のご先導により「大楠公 徳川斉昭」を全員合吟により献吟し、会員参賀と初吟会は滞りなく執り行われた。
 本殿脇で御神酒を頂いた後、場所を湊川神社社務所2階の青雲の間に移動、参加者全員で記念写真を撮影した。次に松浦慶岳副理事長のご先導で「朗詠」を合吟、新年互例会が開始された。
吉田副会長の年頭挨拶では、昨年の当会の活動への会員各位の協力に対する謝辞とともに、本年の主要行事と準備状況が報告され、特に創立65周年記念吟道大会への会員全員の結束が求められた。引き続き渡辺会長が挨拶に立たれ、会長就任1年の回顧と会員の支援への感謝とともに、本年の最大の行事である創立65周年記念吟道大会に向けて、全員参加の「心の残る大会」とすべく、会員一人ひとりの更なる協力を要請された。
 岩野岳照名誉会長のご発声により乾杯、新年互例会の小宴が開始された。お酒が進むとともに会場内は和気藹々の雰囲気に包まれ、繁栄の子年を予感しつつ会場のあちこちで笑顔での会員相互の交歓が行われた。
 宴たけなわながら予定の時刻となり、立脇岳堯常任顧問の音頭による「万歳三唱」が行われて新年互礼会はお開きとなった。

(広報部)

2020年01月07日

令和2年度 幹部 年頭ご挨拶

令和2年1月5日

会長 渡辺岳蒔

新年あけましておめでとうございます。
 令和二年、干支はねずみ。ねずみは子孫繁栄の象徴です。湊川神社社殿で兵庫中央岳風会の繁栄、ねずみ算で会員が増えます様に、六十五周年記念大会が無事に成し遂げられます様にと沢山のお願いをしてまいりました。
 令和元年、一年生会長は皆様の支えにより諸行事を進める事が出来ました。今年、二年生に進級します。会と共に健やかに成長し続けられる様、見守りご指導をお願い申し上げます。
 大会会場が決まりました。十一月二十二日ピフレホールです。陰でご尽力頂いた方々に心より感謝致します。今からここからスタートです。会員一人一人のご支援ご協力がなければ成し得ません。「一人一役」出来る事、得意な事で参加して下さい。皆様の心に残る大会になると思います。
 健康で充実した年になります様、本年もよろしくお願い申し上げます。

副会長・理事長 吉田岳頌

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年度は、本部の諸事業に、格別のご支援・ご協力並びにご理解をいただき、心から御礼申し上げます。お陰様で立派な成果を収めることができました。
 今年2月2日には兵庫中央岳風会の総会があります。昨年岩野先生から渡辺先生にバトンを引継がれてから早1年が経過しようとしています。3月からは、審査会そして県連・総連が始まり、行事が目白押しです。5月9日(土)には近畿地区吟詠大会が高槻現代劇場で開催されます。当会からは、漢詩に4人、和歌に4人、合吟に1チーム10人が出吟いたします。毎年会員の皆様にはご協力をいただき、感謝しています。6月には全支部長会議、7月には県連1部2部本選、10月には全国吟道大会(仙台)、ふれあいの祭典(姫路)、そして、11月22日には兵庫中央岳風会創立65周年記念大会が新長田勤労市民センター別館ピフレホールで開催されます。大会準備委員会も昨年発足し大会準備に取りかかっています。会員一人一人のご協力、ご理解をお願い致しまして、一致団結し、兵庫中央岳風会の絆の強さを内外に示そうではありませんか。会員皆様の力に期待しております。
 私ども兵庫中央岳風会におきましても、高齢化に伴い会員の減少が深刻化しています。今年は子年です。鼠のように子孫繁栄、我々は会員繁栄で一人でも多くの会員の獲得、会員の留意を師範の先生方並びに会員の皆様と共に努力してまいりたく思います。ご協力をよろしくお願い申し上げます。
 令和2年度のスローガン「創立65周年を祝し、歴史と伝統に感謝。〝継続は力なり〟を心新たに結集し成果を期そう」を実現出来ます様、会員皆様と共に本会発展の為に頑張っていく所存です。
 本日の新年互例会で、各テーブルで情報交換や新しい吟友を見つけ、楽しい一時としてください。そして、これからも、体に気をつけ、吟道に精進されることを祈念いたしまして、挨拶といたします。

2020年01月07日