第133回 全国吟道大会
令和5年10月15日
公益社団法人日本詩吟学院主催「第133回 全国吟道大会」が令和5年10月15日(日)、大阪府堺市のフェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)において、全国各地区認可団体(会旗参列ベース105団体)会員の参集の下で開催された。
近畿地区で開催された今回大会には、京都・大阪・兵庫所在の諸団体から多くの吟友が大会役員として参加し、兵庫中央岳風会からも吉田岳頌会長(会旗係責任者)、小野岳礼副会長(進行係責任者)はじめ数名が大会準備、大会当日の対応に当たった。
大会は午前11時に開会。学校法人浪速高等学校・中学校生徒により雅楽・神楽が奏された後、開催地代表 須江岳悦近畿地区担当理事による歓迎の辞に始まり、国旗修礼、国歌斉唱、朗詠合吟、開会の辞、賞杯返還と続き、その後に田邊岳璋大会会長が「明治天皇御製
道」を謹詠された。
続いて各地区参加者の合吟、少年少女吟詠へと進み、続く競吟決戦には近畿地区からは浪速岳風会、大阪岳風会の2組が出場した。幕間10分の休憩の後、式典へと移り、全国各地区認可団体の会旗が客席の中を行進して登壇した。兵庫中央岳風会は旗手を岩井路岳先生、副旗手を山口桐岳先生が務められた。
引き続いて田邊大会会長挨拶、堺市長並びに公益社団法人関西吟詩文化協会副会長の祝辞、功労者表彰があり、最後に会旗が会場の手拍子とともに退場して式典は終了した。
会の後半は各地区合吟、来賓吟詠、役員吟詠、そして近畿地区代表吟者による構成吟へと進み、「堺・歴史と伝統文化に彩られた自由都市」と題した構成吟では、堺の歴史や伝統文化を題材とした漢詩や和歌、俳句が、迫力そして哀愁を漂わせながら吟詠され、最後は利休を偲んだ「華道吟」で締めくくられた。
その後、次回開催地代表挨拶、競吟表彰式と進み、真島岳元大会副会長による閉会の辞で満場の拍手の中大会は散会した。
令和5年度 功労者表彰(兵庫中央岳風会 プロ掲載順・敬称略)
功労者の部 植田岳艶
寿九十歳の部 衣川敏風 平松岳雅
(広報部)