第3回常任理事会、指導者講習会開催
令和2年11月1日
第3回常任理事会が、令和2年11月1日午前9時30分より兵庫県中央労働センター大ホールにて開催された。手指消毒と体温測定を済ませた上で飛沫防止フェンスを使用しての開催である。冒頭に渡辺岳蒔会長の挨拶があって議事に移った。前回の常任理事会以降の経過報告の後、総本部関連事項では各種研修講座、研修会の中止が報告された。各専門部からの活動報告に続くその他事項では、師範忘年会の中止と湊川神社での初吟会・会員参賀後の新年互礼会を中止にする旨の報告が有った。議題2つ目の審議では「創立65周年記念吟道大会開催中止」を来年2月の定期総会に上程する事が承認された。又、かねての懸案事項である「ブロック再編成」については、各ブロックの意向を聴取の上、12月の臨時常任理事会に諮る事となった。
午後1時からの指導者講習会は本会場が広い事もあって、師範・師範代合同での開催となった。講習会に先立ち、菅岳梢先生に公益社団法人日本詩吟学院から功労者表彰がなされ、続いて9月申請の各昇級・昇段・昇伝の許證の授与が行われた。その後受講者全員での吟道精神の唱和と朗詠合吟に続いて詩吟の講習に入った。今回の講師は小野岳礼副会長で、題材は六段課題詩で長律「江上吟 李白」。作者李白と詩の解説が為されてから吟の実技指導となった。一節毎に先生の吟を追っての合吟指導を受けた後、個別指導となってランダムに選ばれた男女夫々3名の吟士による連吟形式での指導がなされて、講習会は終了した。
(広報部)
