令和5年度秋季  第136回資格審査会

令和5年9月3日



 真夏の暑さが続く9月3日(日)、兵庫中央岳風会秋季第136回資格審査会が神戸木材会館5階大ホールに於いて、幼・少年の部と一般の部を合わせ受審者65名(申込ベース)の参加の下で開催された。
 資格審査会は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により春季1回・秋季2回の休止の後、令和4年度春季審査会より通常開催とされたが、コロナ感染者数は依然高水準にあるため、本審査会もマスクの着用や受審者毎にマイクカバーの交換等々感染防止対策に留意した形での開催となった。また、今回より兵庫中央岳風会・元新神戸岳風会両会員とも統一課題詩による受審とされた。
 午前10時開吟。国歌斉唱、朗詠・会詩合吟、受審上の注意事項の伝達が行われた後、幼・少年の部より審査が開始された。幼・少年の部では3名が受審、うち2名は年少のため踏み台を必要としたが3名とも多くの聴衆の前で堂々たる吟声を披露し、観客席は感嘆しきりであった。引続き一般の部の無級~七段の審査が順次行われ、途中に齊藤岳翠審査部長、吉田岳頌会長の挨拶と昼食休憩を挟んで審査は滞りなく進行した。出吟者の一部には緊張の為か誤読や絶句により再吟となるケースも散見されたが、各受審者とも日頃の練習の成果を発揮すべく熱吟を披露した。
 コロナ過の現状を考慮して、資格審査会終了後の全体講評は省略。各級・段・伝位の審査が終了する毎に大木岳扇審査委員長より受審者の合否結果を発表し、入賞者は後日伝達されることとなった。
 午後3時半には審査日程は全て終了、齊藤岳翠審査部長の閉会の辞、岩井路岳審査会総務の音頭での萬歳三唱にて資格審査会は無事散会した。本部役員並びに審査員の先生方、お世話担当の第一ブロックの審査会役員の皆様ありがとうございました。
                                    (広報部)

2023年09月03日