令和5年度 第一回 第四ブロック吟詠大会
令和5年11月23日
11月23日(祝)神戸木材会館5階大ホールにおいて令和5年度第一回第四ブロック吟詠大会が行われた。
令和4年10月に日本詩吟学院認可新神戸岳風会は姉妹会である兵庫中央岳風会と統合して第四ブロックとして再出発し、今回新生第四ブロックとして初めてのブロック吟詠大会が兵庫中央岳風会の後援と協力のもと実施された。
司会により開会が宣せられ、物故者に対し黙祷が捧げられた。物故者のお一人には、新神戸岳風会の会長として六年間ご指導頂き、7月25日ご逝去された故留松岳涌先生が含まれる。留松先生のリーダーシップの下で新神戸岳風会の兵庫中央岳風会との円滑な統合が実現した経緯もあり、本大会に際してのブロック会員の哀悼の念もひとしお深いものと察せられた。
続いて、朗詠と兵庫中央岳風会会詩の合吟でスタート。開会の辞に次いで大会に花を添える華道吟「四季のうた」、会員吟詠と進み午前の締めくくりに長尾修岳第四ブロック長と吉田岳頌会長の挨拶を頂いた。お二人の挨拶でも留松先生のご尽力により第四ブロックとしてスタートできたことに触れられ、参加者一同感謝の気持ちに包まれた。
午後の部は大木岳扇副会長監修による構成吟「一茶のこころ」ではじまり、俳諧師一茶の生涯に深く触れることができた。続いて支部長、師範代、師範、ブロック役員吟詠と進み、来賓吟詠、本部役員吟詠があり、一般会員としては日ごろあまり聞くことができない素晴らしい吟に接することができた。最後は常任顧問立脇岳堯先生の万歳三唱の音頭で兵庫中央岳風会第四ブロック第一回吟詠大会は無事終了した。
(広報部)