令和5年度近畿地区代表選出 第47回全国吟詠コンコール近畿決勝大会

令和5年8月11日



 大東市立市民会館キラリエホールにおいて、公益財団法人日本吟剣詩舞振興会主催の全国吟詠コンクール近畿決勝大会が開催されました。
 この大会の目的は「伝統芸道である吟道に親しむ方々に日ごろの吟道精神の成果を競う場を与え吟詠の向上に資すること」とされ、出場者は令和5年度課題詩10題の中から1題を選択して競吟を行います。審査項目は、①吟声がよいか ②発声がよいか ③詩心をとらえているか ④態度が良いか ⑤発音(アクセント)通りか ⑥調和(音程)が一定しているか などが評価対象となります。
 大会は前半の部(幼年の部8名・少年の部10名・一般一部17名・二部35名)。後半の部(青年の部13名・一般三部80名)に分かれて審査が行われ、兵庫中央岳風会からは一般二部に横山寿恵さん、留岡郁子さんの2名が出場された。
 猛暑とも酷暑ともいわれる今年の夏であるが、当日も厳しい暑さの中、出吟者の多くは男性はネクタイ・スーツ姿、女性はきもの姿で参集、舞台では外気に勝る熱吟を披露しました。
 各部の競吟は滞りなく終了、近畿地区代表が発表されたが、残念ながら当会からの代表進出はかないませんでした。ご都合で、大会には欠席された早淵鯉將会長の祝電の中の「吟詠コンクールは自分自身を磨くもので勝負を争うものではありません。」との言葉を出吟者は悲喜こもごもにかみしめながら会場を後にしました。
                                    (広報部)

2023年08月11日