令和5年度近畿地区吟詠大会

令和5年5月13日

 公益社団法人日本詩吟学院主催による「令和5年度近畿地区吟詠大会」が5月13日(土)高槻城公園芸術文化劇場北館中ホールにおいて開催された。コロナ禍のため令和2年度と令和3年度は中止。昨年令和4年度再開にあたっては客席に一つ置きの空席が設けられ、午前と午後の出場者の入れ替え等々の措置がとられたが、今回は全て従前通りの対応とされた。ただ会場内ではマスク着用が求められた。
 本大会は、秋に開催される「全国優秀吟者吟道大会」と「全国吟道大会」の合吟競吟の予選会を兼ねており、近畿地区12認可団体より漢詩の部34名、和歌の部34名、連吟の部9組、合吟の部9組が出吟登録し、全国大会出場を目指して修練の吟を披露した。
 兵庫中央岳風会よりは「漢詩の部」に4名(内1名欠席)。「和歌の部」に4名、「連吟の部」に女子1組(3名)。「合吟の部」に男子1組(7名)が出場した。また、吉田岳頌会長が大会総務と和歌審査委員を、小野岳礼副会長が漢詩審査委員を、西田岳凛副会長が連吟合吟審査委員を務められた。
 この大会では、前奏や伴奏は無く、出場者は自分で「間」と「音程」を計って吟を開始する。また演台もマイクも無く、「吟道奥義抄」記載の吟じ方の姿勢が求められる。
 全出場者の吟詠終了後、審査結果の入賞と努力賞が発表された。当会からは連吟の部に出場した濵谷良岳先生、豊田昌岳先生、眞野花風さんのチームが入賞を果たし、全国優秀吟者吟道大会への切符を獲得された。
 またこれに先立つ4月23日の指導者講習会の折り出場者壮行会が行われた。

(広報部)

 

2023年05月13日