ふれあいの祭典 ひょうご吟剣詩舞道祭
― 男子チーム準優勝、女子チーム準々優勝 ―
令和3年10月31日
昨年は新型コロナウイルス禍の為に中止となった「県民文化普及事業 ふれあいの祭典ひょうご吟剣詩舞道祭」が小雨降る10月31日、尼崎市総合文化センター「アルカイックホール」において2年振りに開催された。
祭典の開会が宣せられて直ちに式典が執り行われた。開会のことばの後、国旗礼拝。国歌を静かに斉唱して兵庫県吟詠連盟歌(松口月城作)を合吟した後、兵庫県知事(ご代理)と尼崎市長からの祝辞を頂き、実行委員長山岡哲山先生からの挨拶となった。続いて兵庫県吟詠連盟吟功章の表彰式があり、兵庫中央岳風会からは奥田岳鈴先生が受賞された。
式典終了後、合吟競吟が開始された。岳風会兵庫県連合会から男女それぞれ1チームが参加。例年は1チーム20名編成であるが、今年はコロナ禍の為舞台上の密を避けるべく15名編成となった。また今までは肩を触れ合うように舞台に並んでいたが、今回は間隔を空けての配列。そのような中、男女両チームとも余裕をもって予選を通過し、悠々と午後の決勝へ足を運んだ。
午後は、令和3年度燦々優勝者決定詩吟大会でのジュニア、シニアそれぞれ上位3名の吟詠発表で始まり、次の剣詩舞発表では幼年の部剣舞優勝の齊藤柚璃ちゃん(齊藤有貴さんのお嬢さん)が切れのある素晴らしい舞を披露された。続いての第一部吟士権者決定吟詠大会出場者吟詠発表には、当会から吟士権者・白尾道雄さん、第八位・横山寿恵さん、第九位・齊藤有貴さん、上位入賞・豊田恵子さんの4名が絶句を吟じられた(第七位の土居圭子さんは欠席)。優秀者吟詠の最後に第二部吟士権者決定吟詠大会での吟士権者はじめ8名の吟詠発表があった。
次は合吟競吟決勝吟詠。我が岳風会兵庫県連合会チームは男女とも出番が1番。くじ運にかなりハンディキャップを負っての出場となった。それにも拘わらず、男子チームは堂々の準優勝。女子チームも準々優勝を果たした。いつも通りのご活躍、出場の皆様おめでとうございます。
競吟の後は、尼崎吟詠協会所属の方々による構成吟「わがまち尼崎」。コロナ禍にも拘わらずかなり練習を重ねられた事と思われ、見事な構成吟でした。最後に役員吟詠があってから合吟競吟表彰式、閉会のことばに続き、万歳三唱で祭典を終了した。
当日は折しもハロウィーン。9月末緊急事態宣言が解除となり、飲食飲酒の制限も緩和された夜の街に立ち寄られた方も・・・。
(広報部)