ふれあい文化の祭典 ひょうご吟剣詩舞道祭

―男子チーム念願の初優勝、女子チーム準優勝―

令和5年10月15日

 ようやく秋めいた気候となってきた10月15日(日)、ふれあい文化の祭典「ひょうご吟剣詩舞道祭」が西宮市民会館アミティー・ベイコムホールにおいて開催された。
 開会のことばと連盟歌合吟の後、昨年まではここで合吟競吟の予選があったが、今年は予選無しの一発勝負となったため、「優秀者吟詠発表その一」からプログラムは開始され、令和5年度壮年吟詠コンクール大会第二部で三位となった兵庫中央岳風会の横山寿恵さんが出吟された。次に「剣詩舞発表」があり、続いての「優秀者吟詠発表その二」には令和5年度県連一部で五位入賞の横山さんが再登場された。
 昼食休憩を挟み、「式典」では兵庫県知事のメッセージが代読され、石井登志郎西宮市長ならびに榎畑哲尊兵庫県吟詠連盟会長の挨拶が有り、引き続き吟詠連盟からは吟功賞が7名に、剣詩舞道連盟からは剣詩舞功労賞が3名に授与された。
 いよいよ合吟競吟。県下各流派から男子は13チーム、女子は8チームが出場。我が日本詩吟学院岳風会兵庫県連合会チームは、男子チームが出番3番、女子チームが7番目。練習の成果を十分に感じさせる吟であった。
 プログラムは「優秀者吟詠発表その三」と進み、令和5年度県連二部で十二位入賞の当会の松浦慶岳先生が出吟された。
 西宮市吟詠剣舞連盟による地元企画構成番組「にしのみや遊歩」では、漢詩をおりまぜながら西宮が紹介され、兵庫中央岳風会よりは土居奏風先生がナレーターと独吟、五十田岳純、島谷岳曄、甲斐志岳先生が連吟で出演された。
 役員吟詠終了後待ちに待った合吟競吟成績発表。「男子チーム優勝は日本詩吟学院岳風会兵庫県連合会」と発表され、会場に大きな歓声が響く。男子チームとしては初の栄冠獲得となった。また女子チームも準優勝を果たした。出場の皆様おめでとうございます。
 喜びが収まり切らない中の表彰式、閉会のことば、万歳三唱を経て祭典は幕を閉じた。
(広報部)

2023年10月15日