文部科学大臣賞 第七十八回 愛国詩吟総連盟主催 第二部(指導者の部)吟士権者決定詩吟大会
令和5年10月1日
10月1日(日)アルカイックホール、アルカイックホール・オクトの2会場において、第七十八回第二部(指導者の部)吟士権者決定詩吟大会が行われた。
本大会の出場者は加盟各府県連盟において指導者として後進の育成にあたるとともに、自らも吟道を研鑚し、各地区府県連大会を勝ち抜いてきた精鋭で、東は愛知、福井、三重、西は広島、愛媛、高知の各府県から出吟登録者数201名(内
欠席13名)が参加した。
国家斉唱、連盟讃歌合吟、開会の辞に続いて各会場で審査員の先生方が紹介された後、競吟が開始された。
兵庫中央岳風会からは第一会場に岡田興岳先生と土井岳歩先生、第二会場に山本岳幸先生、留岡岳優先生、甲斐志岳先生、松浦慶岳先生の6名が出吟された。決勝吟詠へは各会場それぞれ4組に分けられた出吟者の内から各組上位2名、合計16名が進んだ。決勝進出者はプログラム記載の課題詩から変更して別の律詩で吟ずることになる。当会からは松浦先生が昨年同様決勝へと進まれ、吟題も「不出門」から「書懐」に変更で熱吟された。
16名の決勝吟詠がすべて終了し、決勝名誉審査員の山岡哲山先生の講評があり特に次の三つが印象に残った。①間が大切である(間のとりすぎもダメ)、②手は演題にかくす(上に置かない)、③詩文は手に持たない(失格ではないが、堂々と持つ人がいる)。
講評の後、各会場の入賞発表に引き続き決勝審査の発表があり、当会の松浦慶岳先生は堂々の準吟士権者となられた。出吟者、会場の応援団ともに熱気に溢れた本大会も表彰式終了は19時30分となり外はもう暗くなっていた。
兵庫中央岳風会の成績は次の通り。 (敬称略)
準吟士権者 松浦慶岳
入 賞 留岡岳優
(広報部)