兵庫中央岳風会 「婦人部吟行会」

令和4年10月10日

「秋の自然一杯の中でしい茸狩りとその後の炭焼きバーベキューを楽しみませんか」の美句を誘い文句に、令和4年10月10日婦人部主催の吟行会が「しい茸園有馬富士」にて開催された。婦人部は令和3年度より兵庫中央岳風会の他の専門部と同じ扱いの組織となり、甲斐志岳先生を部長に活躍されております。令和3年度の吟行会は新型コロナの影響で中止。また例年の吟行会は貸切りバスを利用していますが、今回は「たまに電車に乗りながら行ける所」を探された模様。今年10月に入ると気温は下がり前日からの雨が心配されましたが、当日の朝は所々青空も見える曇り空。神戸市の気温20℃、「しい茸園」のある三田市は19℃であった。集合場所は神戸・宝塚・現地の3ヵ所で、神戸からは新開地集合、担当者には早い時間から待機して参加者の誘導にあたって頂いた。神戸電鉄で三田へ移動、電車の窓からは少し色づきかけて雨に洗われた山々が美しく、田には稲穂がゆれてお喋りに花を咲かせながらの道中であった。
三田でJRに乗換え新三田で下車、駅前から「しい茸園有馬富士」と書かれた送迎バスで現地へ向かい、屋根付バーベキュー会場で集合。7~8名ずつのテーブル席は皆が楽しめるように配慮がされていました。

婦人部長 甲斐志岳先生よりご挨拶があり、参加者37名欠席者も無く、10月から兵庫中央岳風会と統合した新神戸岳風会の皆さんが、淡路島より6名参加して頂いている旨の紹介と歓迎の意が表されました。続いて兵庫中央岳風会会長 吉田岳頌先生のご挨拶があり、各自のこれからの健勝と、全員の協力で甲斐部長を引き立てるように!!とのご挨拶があり、続いて婦人部役員6名の紹介では、長年婦人部でご活躍の人と若い人の姿は半々で兵庫中央岳風会の未来が明るく見えました。

足の悪い人が転倒しないように若い部員さんが支えながらジャリ道を進み、本番のしい茸狩りが始まる。小さな籠を手に、見事に組まれたほだ木に鈴なりのしい茸をもぎ取りながら「この感触初めて」とか「柔らかい」と感嘆の声が聞こえます。「自分の食べる分だけとるのだよ!!」の声を聴きながらも皆さん籠一杯に詰めてまだ手が伸びている人も…。童心に帰り収穫を楽しんだ後バーベキューが始まる。牛肉・鶏肉・こんにゃく…。しい茸は摘んだものをおしげなく火に乗せる。テーブルにはおひつ一杯に美味しい「しい茸炊き込みご飯」が置いてあり好評であった。
お腹一杯になったところでビンゴゲームが始まる。吉田会長が大きな声で「何バ~ン」と当たり番号を叫ぶと「何番にして~」と和気あいあいに時が過ぎて、野菜みじん切りカッターや折りたたみバケツ等の景品を手に笑顔がほころぶ。

終盤の万歳三唱は理事長の松浦慶岳先生の音頭で閉められ、お土産用のしい茸を痛まないように大事にしながら14時頃の送迎バスに乗り込んだ。
婦人部役員の努力によって、参加者は今日一日楽しく、事故も無く帰路についた。

 (広報部)

2022年10月10日